何気なくマラテの夜活気がないように思える気のせいなのか。
日中は相変わらずジジィ殿がお孫さんと一緒に徘徊する姿が見える。
ただし、夜はその姿はほとんど見られない。
カラオケのおねーさん達の洋服はますます過激になってきたようにも。
黄色い声を張り上げ、しかもその時間は夜中まで。
客が少ないという証拠。
友人と極め付けで526へ。
一階はほぼ満席。時間は10時過ぎ。
Tシャツでの入場は原則禁止なのですが、ジャケットを貸してもらって入場。
2階の席へ着いた。周りはなぜかハングル一色。もちろん前とは違って韓国チンピラの集会場みたいだ。
刺青をさらけ出しながら。
指名さえしなければ、15分間隔でコロコロおねーさん(年増が多いな)が変わる。相手の口に負けなければ
雰囲気を味わう割にはそうは高くない。2名で6000ペソだった。
おねーさん曰く、韓国人は長時間居座ることはないとか。
1時間ちょっとで店を出、黄色い声センターへ出かける。
12時近く。
客席には1組か2組のお客様。
待合席に座るおねーさん致し方なしに立ち上がって「いらっしゃいませ」
ショーアップが行われておねーちゃんを選ぶ。途端笑顔に変わって席へ着く。
話す内容は決まっている。
いつマニラへ来た。
彼女はイルカ。
何回目か。
日本のどこからきたか。
名前は?
奥さんいるか。
で終わった。
もちろん、ジュースいいですか。
歌ってください。
は忘れずに。
1時間半セットで店を出た。
料金はとにかく安い。2名で3000ペソ。かなりビールを飲んだのだが。
過当競争地帯。マラテ。
驚いたことは多くの客が韓国人。
その昔、27,8年前マラテ界隈は日本のプロモーターであふれていた。カラオケはほとんどその業界の方で埋め尽くされ
てた。それが今では韓国人。しかも刺青入れたわけのわかんない連中が多い。
そして聞きもしないのにおねーちゃんの浪花節。
1日300ペソ。
何かあればすぐにペナルティー。
おねーちゃん曰く給料遅配は慣れたもの。
毎日ミーティングで、なぜ客がいない。こればかりだとか。
その口車に乗ると後が怖い。大爆笑
どこへ行っても初めてです。と答える。
もちろん話す言葉すべて日本語。
彼女たちの話を聞いていると、いまだに日本へ行けるとの期待が強い。
進捗なし。の人生を送りながら何のチャンスに期待しているのやら。
日本カラオケでありながら、多くの店舗ではハングルのあいさつが主流化しつつあるマラテ。
日本カラオケへ出向いて「アンニョンハセヨ」といわれた複雑な気持ち。w
いつになったらこの光景は変わるのやら。
一時期豪華なふるまいをしたポン引き。
そしてロツマンホテル前にたむろする白タク。
なんとなく時代の代わりについていけず、当時の夢をいまだに追いつ続け老いていくのかも。
時間が止まったままのマラテの夜が更けていく。
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