the フィリピン

タクシー情話

１回目で意気投合。２回目であったが２０年来のような友達気分。３回目で「お金貸して！」４回目で「エーワンコ！」

タクシーへオネーチャンと乗ると、オネーチャンは結構運転席へ乗る場合が多い。（オヤジ殿、ジジィ殿と二人で乗るとき意外）
目的地を言って走り出す。日本人が乗っていると、中にはメーターを動作しないで、「バハラカヨ」好きなように支払ってください。と言う運転手が多いようにも。
勇敢なオネーチャンはメーターでお願いします。といえる方も多いようですが、気の弱いオネーチャンは運転手ににらまれて何もいえない場合も。
必ずメーターでお願いしましょうといってください。それでだめであれば停車させ降車したほうが懸命です。一寸の区間であれば金など払う必要はありません。

もし「バハラカヨ」といわれたら自分のはらいたい分だけ払ってみてください。それで文句いってきたら「私たちが乗った際に、貴方がバハラカヨといったでしょう。ダカラこの金額です。」といってみてください。しょげ込む運転手もいるかも。

走り出して、しばらくすると、運転手とオネーチャンが話していることが多い。同じ国民であるからして増してフレンドリーな人種からとも思えるが、傍から見ている限りその運転手とオネーチャンは数十年来の友人でもあるような会話の仕方をする。
運転手も、オネーチャン等から得た情報を元に、客である日本人に向かってプライベートドライバーで雇用するよう話してくる運転手も多いようです。
降車してからオネーチャンに聞いてみると「今日始めてあった人。」
今日始めてあった人に、日本人の宿泊先、名前等まで話していることが多い。日本人と一緒が自慢なのかどうか。全く考えられないことを平気で話しているオネーチャンが多い。

フィリピンのタクシーの運転手の特技は、乗車した客を見て国籍を当てるようだ。
しかし、近年韓国人の入国者数が日本人を上回り、以前は日本人を見るとチャイニーズですか日本人ですか？最近は韓国人ですか、チャイニーズですか日本人ですかになってきた。
この運転手結構調子の良い連中が多い。特に日本人であれば鴨が葱しょって乗り込んだとばかりに結構適当なことを始まる。
最初に書いたバハラ　カ　ヨは常用後。行く先は渋滞しているので一寸上乗せしてくれ。メーターよりも貸切のほうが安いから。といって法外な金額。
特に近距離の場合には１００ペソとか。空港までは３５０ペソから５００ペソ。行きも帰りも鴨音頭。特にホテルタクシーは糞食らえ。客のサービスなどは無関係、チップ貰うことが当たり前で日本並みの料金を取るのが当たり前と思っているアホばかり。
ホテルタクシーは厳密にはホテル直営ではなく、民間会社へ、駐車場管理と白ナンバーハイヤーを委託している。したがって料金も非常に法外な金額になる。マラテから空港まではＲ＆Ｅタクシーで行きましょう。メーターで１２０ペソです。
良く流しのタクシー日本人を乗せるとサンバイザーの後ろあたりにホテルタクシーの紙を張っていてメーターを使用しないアホタクシーがいます。リヴィエラマンション、ロッツマンホテルの前にいるタクシーしかも古い車。これ全部ウソ。このような場合にはすぐに降車しましょう。
このような餌食になるのが日本人だけなのです。フィリピンジンでも餌食になるのがジャパユキ姫。空港へ日本人を送ってその帰りもそのタクシーを利用した場合、結構なことを運転手に言われたり請求されたり、たかられたりも多いようです。ジャパユキ姫の市民権のなさが浮き彫りになるような哀れな部分も見られます。
決してたかが１００ペソといわずに屈しないことです。日本円で２５０円かもしれませんが、払う必要のないものを支払うのが日本人の悪い癖。ケチといわれて大いに結構。タクシーのメーター通りに支払うのが普通です。つり銭はしっかりと。それで気持ちがよければチップを上げればよいだけです。
フィリピンジンにとって好都合な鴨人種等に見られないように。