いよいよ日本でも洋上風力発電を始めるようです。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC023O50S2A201C2000000/
地上より海上の方が風の吹き方が安定しています。なるべく沖合
に設置するほうが良いものと思います。沖合に設置するとケーブル
が長くなってしまうので、沖合で水素に変換してそれを陸上に運ぶ
ようにした方が良いのではないでしょうかね。どちらも同じような
ものかも。
今計画されているのは、従来からのプロペラ方式のものですが、
効率は良いものの、台風などの強風時に止めなくてはなりません。
それでも破壊されてしまうこともあるようです。なにしろで大きな
プロペラですからね。
プロペラ式は高出力を狙うとなるとどうしても大型になります。
大型のものでは、発電機の位置は、地上50〜80m ほどの高さになり
ますから、メンテナンス作業が大変です。どうしても作業技能より
体力勝負、ということにもなりかねないようです。
風力発電には、他にも幾つかの方式があります。マグナス式では
回転軸が垂直で、設置場所に多くの面積を必要とせず、小型のもの
を隣接して設置することが可能です。
http://copjapan.env.go.jp/cop/cop24/pavilion/04/
プロペラ式のものよりも多少効率が劣るようですが、動作の音も
小さいようなので、気軽に設置できると思います。離島などの電源
に最適でしょうね。大きな発電機を送電線で各地に配電するより、
”地産地消”に舵を切るべきではないでしょうか。
他に、2 本の弓を向かい合わせにしたような、ダリウス式という
ものもあります。ブレードがしなやかなので、これも強風には強い
でしょうね。
http://fu-jin-power.jp/darius/
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます