阿波踊りは天保年間あたりから続いているよう
です(天保連というのもあります)から、数百年
の歴史があります。天保の頃には飢饉もあって、
厳しい世の中だったと思います。徳島は藍の生産
で潤っていたためなのか、街中で大騒ぎする祭り
が開催出来て、今に続いているのでしょう。昔の
徳島経済の力強さが感じられます。
祭の 1ヶ月ほど前から、街のあちこちで夫々の
連が練習を始めるようです。
次世代、次々世代の子供たちも練習に参加する
様子がYoutube で見られます。女踊りといえば、
黒塗りの下駄をカチャカチャ鳴らすのが特徴です
が、女の子が10歳位になると買ってもらえるよう
で、大人に混じって、見様見まねで練習している
様子が見られます。それより小さい子は、運動靴
で踊っています。きっと、女の子の場合は、連の
揃いの浴衣と下駄を買って貰えるのが、大人への
入り口となっているのかもしれません。練習には
子供も混ぜて貰っているようで、こういったこと
を通じて、地域のまとまりが育まれるのかもしれ
ませんね。
一度は行って現地で観たいものと思いますが、
どうせ行くなら、祭りの 1週間前に行き、街中の
それぞれの連の練習風景を見てみたいものです。
prairie@mbh.nifty.com
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