大泉の仲間たち

大泉高校15期生の交流/親睦のためのブログです。

パソコンの創世記

2024-11-11 09:35:00 | 日記
 パソコンを弄りだした当時(50年ほど前)は
MS-DOSの時代であり、マシンは NECのPC-9801
でした。
 OS(当時はMS-DOS)の内部も公開されていた
ので、多くの人々が内部の夫々のレジスタの値
を取り出し活用したものです。
 私も、40年ほど前に、たった8Byte サイズの
ツールを作ったことがあります。これより小型
のツールはないものと思います。
 ファイルのディレクトリ情報を、ドライブ、
ディレクトリ、ファイル名などを文字列に分割
して環境変数として外部に渡すものです。これ
を作業用のバッチファイル用のコマンドどして
活用しました。他にもいくつか作りましたね。
必要な機能のコマンド類が作れると、なかなか
便利でした。(^_^)

 他に、 2台のパソコンを用いて、 1台を通信
サーバーに見立て、RS-232C を介しメインから
通信サーバーを制御していました。毎日定時に
当時のNifty-Serve が運営していたフォーラム
への自動アクセスし、各フォーラムの巡回と、
自動投稿も行っていました。当時の通信は電話
回線経由のモデムを介して通信していました。

 米国では IBMがメインフレームコンピュータ
の端末用として売り出したのがIBM−PC 5150
というマシン。その後に、多くのメーカーが、
公開された情報を元に、これと同様なマシンを
多くのパソコンから販売され始めました。後に
PC/AT 互換機と呼ばれるマシンたちです。
 日本では、独自のPC-9801 では、世界の潮流
に乗れないため、日本語が扱えるDOS/V という
規格が発表され、マニアがこぞってパソコンの
組み立てに走ったものです。これにより日本は
独自路線から脱却できたのでした。

 それと同時に、新たな装置やシステムが開発
された際には、規格を公開することの重要性が
大事で、その後の発展に寄与するのです。近年
ではQRコードの無償公開もその一例です。

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