僕が猫人形を作っている事を知った叔母が、以前に飼っていた猫のオーダーをくれました。
今までは自分ちの猫と架空猫しか作った事のない僕にとっては、写真を元に似せなくてはならない難易度の高いオーダー作品に挑戦する絶好の機会となりました。
まずはいつものように骨格から製作に入ります。
モデルの猫に似せる事ができなければ、目標とするペットロスを癒す為のメモリアルドール作家にはなれません。
そこで、今回はより似せやすいように、今までよりも大きなサイズで製作することにしました。
目の材料のスワロフスキー#2090/4の手元にあった最も大きな物が10mmだったので、今回はそれを使用し、お座りのポーズで20cm前後の作品になる予定です。
今までの目の最大サイズは5mmだったので、寸法で2倍、体積比でいうと8倍の大きさになります。
当然、植毛の面積が大幅に増えて手間と時間がかかりますが、今回は似せる事を優先して労力は惜しまないことにしました。
今までの子猫と並べると、ちょうど親猫くらいの大きさでしょうか。
骨格にニードルわたわたで肉付けをします。
その上からアクレーヌで今回も無毛状態のベースを作ります。
このベースにアルパカを植毛していきます。
つづく
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