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シリーズ平成の本音ー表舞台に躍り出た第3党「国民の生活が第一/日本未来の党」 (その3 )

2012-11-29 | Weblog
シリーズ平成の本音ー表舞台に躍り出た第3党「国民の生活が第一/日本未来の党」 (その3 )
 小沢一郎議員事務所の政治資金記載問題について、東京地裁は4月26日に無罪の判決を行ったのに対し、検察官役を務める指定弁護士側(大室俊三弁護士他)控訴していたが、東京高裁は11月12日、控訴を棄却した。これを受け指定弁護士側は上告を断念したため、小沢議員(元民主党代表、現国民の生活が第一代表)は無罪が確定した。
 1、表舞台に躍り出た「国民の生活が第一」(その1に掲載)
 2、謝罪と反省が必要な検察当局     (その2に掲載)     
 3、日本の民主主義政治を育てられないマスコミ
 今回明らかになった検察当局による捜査調書偽造は、官憲の法令違反に関することであり、政治資金規正法違反問題以上に深刻な問題だ。検察当局が特定の主要政党や議員をターゲットとして過剰、不適正な捜査を行い排除して行くことを許せば、健全な民主主義、万人のための正義、法秩序の根幹を損ねる結果となり、官僚組織の砦でもある検察による恐怖政治を許すことにもなる。
 検察の偽造調書等に踊らされ、国民に根拠のないことを伝え、国民世論を一定方向に誘導する姿勢は報道の信ぴょう性を著しく損なう。ある古参評論家は、“なんとなく怪しい”などと公演して回っていたが、具体的な根拠や証拠もなく、“なんとなく怪しい”とは何事だろうか。政治的な意図のある発言であり、聴衆に誤った印象を与えている。読者、国民としては報道等を丸呑みにせず、その他の情報を得て真偽を見極める必要がある。現在はネットを通じる情報も多様化しているので、信頼できるメデイアを読者が選択することが肝要のようだ。
 欧米の多くのマスコミは、特定政党支持を明らかにしている場合があるが、特定政党、グループに不利な記事、或いは反対論があるテーマについては、多くの場合他方の主張や反論を合わせて掲載する場合が多い。そうすれば読者が判断出来るので、言論の民主主義が可なり定着している。
 いずれにしても日本の主要メデイアは、マンモス化し寡頭競争のためか、スキャンダルや事件や特ダネ記事などスキャンダルやセンセーショナリズムに偏重しており、政治資金の使徒、記載問題、贈収賄などを繰り返し追求し、議員を辞任や辞職に追い込むまで報道するという報道スタイルが強くなっているように見える。無論政治の浄化は不可欠であり、読者、視聴者の関心も引く。そのような報道姿勢が、検察当局が虚偽調書まで作って議員を退陣に追い込むような行動を誘発させたと言えなくもない。
 マスコミは読者や視聴者の関心を引くことには成功したとも言えようが、結果として次から次へと首相や大臣、主要政党の代表、次期首相候補など有力議員を辞任等に追い込み、結果として国民の政治不信を増幅させる一方、政党は星雲状態になり、2大政党を中心とした安定した民主主義は育っていない。政治評論家やコメンテーターなどがメデイアを通じ政治家や政党を政策論で批判するのは当然の役割だが、批判ばかりて評価をしない片寄った発言が多い上、旧政権時代から出ている常連だったり、どのテレビにも同じような顔が登場し同じような批判等を繰り返していることも政治への不信を定着させているようにも見える。
 要するに、国民が政権交代を選択したにも拘らず、マスコミが報道体制の陣容交代を怠ったため、報道体制が旧政権政党に偏向し、保守化し、そして民意から遠のいて行ったのであろう。
 無論、政治不信を生んでいる原因は内閣や国会、議員自体にあるのだが、マスコミが政治不信を増幅させているように見える。“枝を見て、幹を見ず”という表現があるが、それ以上に「枝を切り、幹を枯らす」ことが無いように期待したい。
マスコミが今後、「枝を茂らせ、幹を育てる」ことにより多くの努力を傾けることを強く期待したい。
(2012.11.28.)(All Rights Reserved.)(不許無断引用)
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シリーズ平成の本音ー表舞台に躍り出た第3党「国民の生活が第一/日本未来の党」 (その3 )

2012-11-29 | Weblog
 シリーズ平成の本音ー表舞台に躍り出た第3党「国民の生活が第一/日本未来の党」 (その3 )
 小沢一郎議員事務所の政治資金記載問題について、東京地裁は4月26日に無罪の判決を行ったのに対し、検察官役を務める指定弁護士側(大室俊三弁護士他)控訴していたが、東京高裁は11月12日、控訴を棄却した。これを受け指定弁護士側は上告を断念したため、小沢議員(元民主党代表、現国民の生活が第一代表)は無罪が確定した。
 1、表舞台に躍り出た「国民の生活が第一」(その1に掲載)
 2、謝罪と反省が必要な検察当局     (その2に掲載)     
 3、日本の民主主義政治を育てられないマスコミ
 今回明らかになった検察当局による捜査調書偽造は、官憲の法令違反に関することであり、政治資金規正法違反問題以上に深刻な問題だ。検察当局が特定の主要政党や議員をターゲットとして過剰、不適正な捜査を行い排除して行くことを許せば、健全な民主主義、万人のための正義、法秩序の根幹を損ねる結果となり、官僚組織の砦でもある検察による恐怖政治を許すことにもなる。
 検察の偽造調書等に踊らされ、国民に根拠のないことを伝え、国民世論を一定方向に誘導する姿勢は報道の信ぴょう性を著しく損なう。ある古参評論家は、“なんとなく怪しい”などと公演して回っていたが、具体的な根拠や証拠もなく、“なんとなく怪しい”とは何事だろうか。政治的な意図のある発言であり、聴衆に誤った印象を与えている。読者、国民としては報道等を丸呑みにせず、その他の情報を得て真偽を見極める必要がある。現在はネットを通じる情報も多様化しているので、信頼できるメデイアを読者が選択することが肝要のようだ。
 欧米の多くのマスコミは、特定政党支持を明らかにしている場合があるが、特定政党、グループに不利な記事、或いは反対論があるテーマについては、多くの場合他方の主張や反論を合わせて掲載する場合が多い。そうすれば読者が判断出来るので、言論の民主主義が可なり定着している。
 いずれにしても日本の主要メデイアは、マンモス化し寡頭競争のためか、スキャンダルや事件や特ダネ記事などスキャンダルやセンセーショナリズムに偏重しており、政治資金の使徒、記載問題、贈収賄などを繰り返し追求し、議員を辞任や辞職に追い込むまで報道するという報道スタイルが強くなっているように見える。無論政治の浄化は不可欠であり、読者、視聴者の関心も引く。そのような報道姿勢が、検察当局が虚偽調書まで作って議員を退陣に追い込むような行動を誘発させたと言えなくもない。
 マスコミは読者や視聴者の関心を引くことには成功したとも言えようが、結果として次から次へと首相や大臣、主要政党の代表、次期首相候補など有力議員を辞任等に追い込み、結果として国民の政治不信を増幅させる一方、政党は星雲状態になり、2大政党を中心とした安定した民主主義は育っていない。政治評論家やコメンテーターなどがメデイアを通じ政治家や政党を政策論で批判するのは当然の役割だが、批判ばかりて評価をしない片寄った発言が多い上、旧政権時代から出ている常連だったり、どのテレビにも同じような顔が登場し同じような批判等を繰り返していることも政治への不信を定着させているようにも見える。
 要するに、国民が政権交代を選択したにも拘らず、マスコミが報道体制の陣容交代を怠ったため、報道体制が旧政権政党に偏向し、保守化したのであろう。
 無論、政治不信を生んでいる原因は内閣や国会、議員自体にあるのだが、マスコミが政治不信を増幅させているように見える。“枝を見て、幹を見ず”という表現があるが、それ以上に「枝を切り、幹を枯らす」ことが無いように期待したい。
マスコミが今後、「枝を茂らせ、幹を育てる」ことにより多くの努力を傾けることを強く期待したい。
(2012.11.28.)(All Rights Reserved.)(不許無断引用)
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シリーズ平成の本音ー表舞台に躍り出た第3党「国民の生活が第一/日本未来の党」 (その2 )

2012-11-29 | Weblog
シリーズ平成の本音ー表舞台に躍り出た第3党「国民の生活が第一/日本未来の党」 (その2 )
 小沢一郎議員事務所の政治資金記載問題について、東京地裁は4月26日に無罪の判決を行ったのに対し、検察官役を務める指定弁護士側(大室俊三弁護士他)控訴していたが、東京高裁は11月12日、控訴を棄却した。これを受け指定弁護士側は上告を断念したため、小沢議員(元民主党代表、現国民の生活が第一代表)は無罪が確定した。
 1、表舞台に躍り出た「国民の生活が第一」(その1に掲載)
 2、謝罪と反省が必要な検察当局
 この問題は、議員のみでなく、一般国民の法令違反を捜査し、告訴する権限を持つ検察当局の公文書偽造という深刻な官憲による法令違反問題であり、多くの場合無実の者を罪人にする結果となる。特に野党第一党や政権与党の代表他要路を標的とし、捜査調書偽造まで行って異様なまでに執拗に追求し、排除することは、官憲による恐怖政治を思わせる。法治国家としての万人の正義の維持、健全な民主主義の維持などの観点から、検察当局は真摯に反省し、同議員のみならず国会及び国民に対し謝罪すると共に、関係者の厳正な処分と防止処置を明らかにすることが望まれる。
 法務省が4月に地裁で無罪判決が出された後関係者の懲戒処分を検討していた際、処分
の理由として“報告書に事実と異なる記載をし、検察審査委員に誤解を与えかねなかったこと”などを挙げている。捜査報告書の内容については、一部保守系新聞にも流されており度々記事となり、偏向した世論形成、世論操作をする結果となっていたので、検察審査委員に決定的な影響を与えたと考えて良いであろう。
 とすると、2010年9月の検察審査会による小沢議員強制起訴の決定は不適正であったと言えよう。審査委員は自ら捜査等する権限はなく、検察当局の捜査資料や報告書に頼っている。その核心の報告書が虚偽であったのだから、その決定は無効とされるべきであろう。いろいろ弁解はあろうが、検察の虚偽の報告書が入っていた以上、そのような審査会の決定に基づく起訴はそもそも不適切であったと言えよう。その時点では、審査委員は虚偽調書の事実は知らされていなかったので、検察側の資料を信じ起訴としたことは止むを得なかったとも言えようが、4月26日に東京地裁が本件を無罪とした上、偽造調書の提出などにつき検察当局を「ありえないこと」として強く叱責しているにも拘わらず、控訴し本件をいたずらに長引かせ、被告側に多大の負担を与えたことは謝罪に値する。同時に法に携わる者としての見識を問われても仕方がない。検察審査会の審査委員の信頼性を強く疑わせる結果となった。
 検察審査会については、審査委員に捜査権限等はないことから、検察の捜査資料に依存せざるを得ず、検察にセカンドチャンスを与えているに過ぎないことや、審査委員の信頼性など問題が多い。従って廃止するか、存続させるとしても刑法上の重犯罪に限定し、それ以外は公務員の法令違反を中心とするなど、抜本的な改善が不可欠となっているようだ。
 また裁判所についても、逮捕状や家宅捜査令状などの発出に際しては、検察当局の申請を安易に許可することなく、緊急を要する刑法上の事件以外は司法の役割として時間を掛けて慎重に審査し、人権やプライバシー保護等に一層留意する必要がありそうだ。       
 3、日本の民主主義政治を育てられないマスコミ(その3で掲載)
(2012.11.28.)(All Rights Reserved.)(不許無断引用)
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シリーズ平成の本音ー表舞台に躍り出た第3党「国民の生活が第一/日本未来の党」 (その1)

2012-11-29 | Weblog
シリーズ平成の本音ー表舞台に躍り出た第3党「国民の生活が第一/日本未来の党」 (その1)
 小沢一郎議員事務所の政治資金記載問題について、東京地裁は4月26日に無罪の判決を行ったのに対し、検察官役を務める指定弁護士側(大室俊三弁護士他)控訴していたが、東京高裁は11月12日、控訴を棄却した。これを受け指定弁護士側は上告を断念したため、小沢議員(元民主党代表、現国民の生活が第一代表)は無罪が確定した。
 1、表舞台に躍り出た「国民の生活が第一/日本未来の党」
 小沢一郎議員の政治活動を制約していた裁判で無罪が確定したことにより政治活動上の制約がなくなり、同議員が代表を務める「国民の生活が第一」は、既成政党の民主、自民両党に次ぐ第3党として政治の表舞台に躍り出た。
 12月16日に衆議院選挙が行われる予定だが、国民の期待に応え切れていない民主、自民の既成2党の対立軸として期待される。現在「日本維新の会」が第3極として話題となっているが、国会議員は保守色の強い太陽の党が合流したことにより若干増えたものの、衆院7議員、参院7議員の14議員に過ぎない上、石原代表、橋本代表代行共に国会議員ではないので、総選挙の結果次第で未知数である。
 これに対し「国民の生活が第一」は、衆院46議員、参院12議員の58議員に達しており、2009年8月の総選挙に際するマニフェストの根幹である国民主権、地方主権の統治機構への改革など基本的理念を事実上継承しているので、選挙の公示日に向け更に増える可能性がある。そして11月27日に結成された日本未来の党に合流したが、国会議員数では第3党としての立場を強めることになった。
 従って、今回の選挙は民主、自民の既成2党とその対立軸としての第3党「日本未来の党/国民の生活が第一」、及び第3極と言われている「日本維新の会」を中心として争われると共に、選挙結果にもよるが、選挙後の政権はこれら4党の代表の動向が鍵となろう。
しかし維新の会の石原代表は、政治理念、安全保障問題で保守色が強い上、靖国神社公式参拝を実行し、愛国主義的なタカ派色が強い太陽の党の議員を抱えており、また尖閣列島問題で中国との関係において修復し難い不信感が存在するなど、対外関係で不安が多い。
 日本未来の党に合流した小沢「国民の生活が第一」代表は、検察当局による虚偽の調書を含め、3年半余に亘る過剰且つ不正な検察の追求や一部の保守系マスコミ、評論家の根拠のない批判に耐え、無実を勝ち取ったことになるが、その胆力と信念は称賛に値するところであり、その政治経験と卓越した実行力から国家のリーダーとしての資質を最も備えていると言えよう。対外的にも中国とも米国、ロシアなどとも話し合える実力を認められており、日本政界では希な存在である。日本未来の党の代表は知事であり、国会議員ではないので総選挙後筆頭の議員が選ばれることになろうが、それが誰にせよ、総選挙においてこの4党中でどの党を選ぶかが注目される。もっともどの党も過半数を取れない可能性があるので、選挙後の主要政党の連立、連合が鍵となろう。
 2、謝罪と反省が必要な検察当局       (その2で掲載)
 3、日本の民主主義政治を育てられないマスコミ(その3で掲載)
(2012.11.19.)(All Rights Reserved.)(不許無断引用)
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