作文小論文講座

苦手な作文を得意に。小学生から受験生まで、文章上達のコツを項目別に解説。作文検定試験にも対応。

作文検定合格のための項目別段階指導<1>

2007-11-04 | 作文
~作文検定合格のための項目別段階指導~

<1>会話

(1)カギかっこを使ってだれかの話したことを書きます。

私は、
「おはよう。」
と言いました。

 このようにカギかっこの前と後は行をかえて書きます。
 カギかっこの書き方をしっかりおぼえましょう。


(2)カギかっこの書き方に慣れたら、長い会話を書いてみましょう。20字以上の会話です。

 その人の言ったことをそのまま思い出して書いてみましょう。

 その人の言葉づかいや方言、言葉のくせなどをそのまま書くと味のある会話になります。

お母さんは、
「早く起きなさい。昨日、おそくまでテレビを見ていたから起きられないのよ。だから、早く寝なさいって言ったでしょう。」
と言いました。


(3)そのときの表情や声の様子や動作を加えてみましょう。

 表情や動作を書くときは、「……な顔で」「……な声で」「……ながら」という言葉を使うと書きやすいです。

妹は、
「大丈夫?」
と、心配そうな顔で言いました。
私は、
「平気、平気。」
と、笑いながら言いました。

先生は、
「静かにしなさい。いつまでしゃべっているんだ。もう休み時間は終わったぞ。」
と、大きな声で言いました。

太郎君は、手を振りながら
「じゃあ、またね。」
と言いました。


(4)「言いました」を使わずに表情や動作で会話を書いてみましょう。

おばあちゃんは、
「よく来たね。」
と笑いました。

お母さんは、
「わあ、100点なんてすごいね。」
とうれしそうな顔をしました。

私は、元気よく
「はい。」
と手を挙げました。

お父さんは、
「お父さんは、運動会ではいつも一番だったんだぞ。おまえもがんばれ。」
とぼくの肩をぽんとたたきました。

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