先程、過去公定歩合が一番高い時を調べたのですが、
1990年でした。
利率は、6.08%とものすごい金利でした。
そして、1991年未年1月に湾岸戦争勃発。
結果は、多国籍軍の勝利で、海戦以降春の相場では、
株価は大きく回復しました。ところが、夏近くだったでしょうか。
突然東京株式市場の出来高が、1/3ぐらいにまで下がった様に記憶しています。
まあ、戦争も終わって平和になったんだし、落ち着いたのかなとも思ったのですが、
何だかおかしい。で、当時有料の電話サービスだった産経新聞の経済情報を聞いたところ、
(ここから、世界的株価の大調整期に入ります。
ここからは、株式に資金を突っ込まず守ってください。)
それで、当時持ち株を少しずつ売って、
段階的に1/3まで減らしました。
で、母と、(今の相場はおかしいから、それに金利も下がり始めたところだし、
この辺で、10年の定額貯金に資金を集めて預けた方がいいんじゃないか?)
と、その様な結論になり、公定歩合5.5%の段階から、
順次資金を郵便局の定額貯金に集めて預け治しました。
丁度、世の中は、興銀のわりこー、長銀のワリチョー、
新銀のワリシンだったか、詳しくは忘れたのですが、
BIGの5年物に預金を預ける行列のニュースが流れてた様に思います。
そして、それから10年以上経過して、私は、2002年9月に、前住んでいた家、
当時築15年のマンションを1200万で購入したのでした。
つまり、あの時、公定歩合5.5%で、しかも、
障碍者のマル優だったかも利用して預けた資金が、
大変な金利がついて帰って来たのが元手となったのでした。
そして、時は流れました。
昨日、1月14日の公定歩合は0.3%とものすごい低さです。
そして、三菱UFJ銀行なども、通帳の有料化とか、ゆうちょ銀行なども、
小銭の取り扱いが有料になるとか、提携ATMの手数料の値上げなど、
国債を買っても儲からないなどの理由で、支店の統廃合とか、
ネット取引に顧客を誘導して、銀行員の人数の削減を進めたりしています。
一方、特にアメリカなどでは、この1月に発表された消費者物価指数が、
な何と、7%と、物の値上がり、インフレがさらに加速して来ました。
そして、その余波は、日本の値上がり、物価高騰を加速させています。
このまま、金利が低いままだと、市場に余った資金が値上がりしそうな物に流れたり、
不動産に流れて、さらなる価格の上昇、インフレ、でも給料は上がらない、
スタグフレーションに向かう可能性も出て来ました。
米国FRBも、株価が急に崩れたら怖いので、
本音は金利を上げたくないのかも知れません。しかしながら、物価の上げがきつ過ぎる。
故に、これから、株価の動向も見ながら、
細かく、何度でも金利を上げて来る、そうなると、
日本も、金利を上げる余裕が出て来る訳で、遅れて上がり始める様にも思います。
そして、再び高い金利を付けたところで10年定期などに預け入れる、
今から、その準備をして待ち構える、チャンスを待つべきではないでしょうか。
ただ、株価はいずれかのタイミングで上がらなくなる、天井から、
天井波乱、そして、下降相場前半に向かっていく、
故に、資金運用のバランスが、これから重要になると、私は思います。
今日は、そのようなことを思った一日でありました。
1990年でした。
利率は、6.08%とものすごい金利でした。
そして、1991年未年1月に湾岸戦争勃発。
結果は、多国籍軍の勝利で、海戦以降春の相場では、
株価は大きく回復しました。ところが、夏近くだったでしょうか。
突然東京株式市場の出来高が、1/3ぐらいにまで下がった様に記憶しています。
まあ、戦争も終わって平和になったんだし、落ち着いたのかなとも思ったのですが、
何だかおかしい。で、当時有料の電話サービスだった産経新聞の経済情報を聞いたところ、
(ここから、世界的株価の大調整期に入ります。
ここからは、株式に資金を突っ込まず守ってください。)
それで、当時持ち株を少しずつ売って、
段階的に1/3まで減らしました。
で、母と、(今の相場はおかしいから、それに金利も下がり始めたところだし、
この辺で、10年の定額貯金に資金を集めて預けた方がいいんじゃないか?)
と、その様な結論になり、公定歩合5.5%の段階から、
順次資金を郵便局の定額貯金に集めて預け治しました。
丁度、世の中は、興銀のわりこー、長銀のワリチョー、
新銀のワリシンだったか、詳しくは忘れたのですが、
BIGの5年物に預金を預ける行列のニュースが流れてた様に思います。
そして、それから10年以上経過して、私は、2002年9月に、前住んでいた家、
当時築15年のマンションを1200万で購入したのでした。
つまり、あの時、公定歩合5.5%で、しかも、
障碍者のマル優だったかも利用して預けた資金が、
大変な金利がついて帰って来たのが元手となったのでした。
そして、時は流れました。
昨日、1月14日の公定歩合は0.3%とものすごい低さです。
そして、三菱UFJ銀行なども、通帳の有料化とか、ゆうちょ銀行なども、
小銭の取り扱いが有料になるとか、提携ATMの手数料の値上げなど、
国債を買っても儲からないなどの理由で、支店の統廃合とか、
ネット取引に顧客を誘導して、銀行員の人数の削減を進めたりしています。
一方、特にアメリカなどでは、この1月に発表された消費者物価指数が、
な何と、7%と、物の値上がり、インフレがさらに加速して来ました。
そして、その余波は、日本の値上がり、物価高騰を加速させています。
このまま、金利が低いままだと、市場に余った資金が値上がりしそうな物に流れたり、
不動産に流れて、さらなる価格の上昇、インフレ、でも給料は上がらない、
スタグフレーションに向かう可能性も出て来ました。
米国FRBも、株価が急に崩れたら怖いので、
本音は金利を上げたくないのかも知れません。しかしながら、物価の上げがきつ過ぎる。
故に、これから、株価の動向も見ながら、
細かく、何度でも金利を上げて来る、そうなると、
日本も、金利を上げる余裕が出て来る訳で、遅れて上がり始める様にも思います。
そして、再び高い金利を付けたところで10年定期などに預け入れる、
今から、その準備をして待ち構える、チャンスを待つべきではないでしょうか。
ただ、株価はいずれかのタイミングで上がらなくなる、天井から、
天井波乱、そして、下降相場前半に向かっていく、
故に、資金運用のバランスが、これから重要になると、私は思います。
今日は、そのようなことを思った一日でありました。