バツイチ刑事の捜査記録麻薬ー２

武田と八木は横河のアパートに向かった。横河のアパートは塚口にあった。

八木が『ここでっせ３０３号です。しかし名前がちがいまっせ、逃げられたようでんな』と残念がった

武田がボタンを押すと中から若い男が出てきた『警察です。ここは横河さんの家でしょうか』とたずねた。

すると男は『最近引越ししてきたのですが加納と言います』といった。

『逃げられた遅かったな』といいながら引き上げた。

武田が『連龍会の事務所にいこか』といって車を走らせた。

連龍会の事務所は大阪の南にあった。

２人は事務所に入った『連藤いてるか』と入るなりいった。

若い男が『なんやお前』と威嚇するように大きな声でいった。

『お前らには用はない連藤ださんかえ』と八木が言うと

４０半ばの男が出てきた。『武田はん久しぶりでんな』といいながら

若い男に『あほんだら警察の武田さんやないか失礼なことするな』といってしかった。

『今日はなんの用ですかめずらしいでんな』と笑いながらいった。

『お前とこに横河という若いのが居てるやろ』というと

『しりまへんなそんな男居てません』といいながらそばにいた男達に

『誰か横河て知ってるか』ときいた。

『知りませんそんな男いませんで』とみんな首をふった。

『まあええはすぐ分かるやろ、近いうちにまた来るから』といって事務所を出た。

八木が何かいおうとしたが『いこか』といってとめた

八木が『とぼけやがって』といっておこりながらあるいた。

高木と安達は奥村を探していた。奥村には村上裕子という付き合ってる

女性が居ることが分かった。その村上裕子のうちにむかった。

裕子のうちは伊丹の野間というところにあった。

高木が『野間やったら武田さんの家の近所ですよ』と八木にいうと

『ほんまやな偶然やな』といって笑った。

『ここですねメゾンやっさんてありますよ』変わったけったいな名前やな武田さんのアパートちゃうかいな』といって２人とも笑った。

高木は武田に電話をした。『武田さんメゾンやっさんやなんてけったいな名前のマンションにきてます。奥村の彼女のうちです村上裕子といいます』と言うと武田は

『知ってる家の近所や話し聞いといてくれ』と言って電話をきった
『武田さんの家はどこや』と八木が聞いた

『たしかマンションマジックピエロいいますねん』

『なんやけったいな名前のマンションばっかりやないか』と言って八木が大きな声で笑った。

『とにかく話聞きにいこか』といって村上裕子のうちのインターホンをならした。

女性が出てきた。高木と八木が警察手帳を見せた。

村上裕子は『奥村さんから携帯にメールがきた』といってみせた。

それには『どこかに監禁されてる助けてくれ』とあった。

それっきり連絡はとれないという。『心配している無事で居てくれるように祈ってる、助けて欲しい』と言って泣き出した。

高木と安達はすぐに署にもどることにした。マンションを出るとすぐに

２人の目に登録無料マンションバイナリーという看板が目に入った

『なんやねん登録無料マンションバイナリーてまたけったいなマンションやな武田さんがすんでるとこらしいな』といって笑い出した。

金課長が『連龍会を徹底的に調べろなんか出てくるやろ』

すると高木が『ここに連龍会の空き家になってる事務所があります』

といって資料をみせた。

武田が『これは連藤が借金のかたにとりよったやつやろ』といって事務所に向かった。

事務所は港くの海のそばにあった。『ここやいくぞ』と武田がいった

事務所に入ると奥村がロープでくくられていた。

『大阪府警や』と言ってちかくにいた男に『横河やな監禁の現行犯や

逮捕する』といって逃げようとする横河を高木が投げ飛ばして押さえつけて手錠をかけた。

奥村はほっとした様子でたおれた。すぐに救急車が呼ばれて運ばれた

横河の取調べが高木と安達のよっておこなわれたがすぐに自供しだした

『会長の命令でやった奥村は殺す様に云われてたがやれなかったので

自分もやられると思ってた』というのである

『金融の他に麻薬恐喝何でもやる最近はインターネットで健康食品やダイエット食品もやてるますスーパーヤセール云いますねん』と話し出した。

金が『連龍会にがさいれや，家宅捜査礼状とる』といった。

連龍会の事務所にきた。『金が大阪府警や今から硬く捜査をする』といって礼状をみせた。

事務所には連藤はいなかった。捜査していると事務所から覚醒剤、大麻それにブラジル製の拳銃がでてきた。

事務所にいた男達７人が逮捕された。

武田が『連藤はどこや』と言うと若い男が『今日は娘さんの結婚式です

２時から京都のホテルコパカバーナであります』といったので武田と高木が向かった。

京都のホテルでは結婚式が行われてた。

結婚式が終わるのを待って武田と高木は式場にはいった。

『連藤逮捕状や分かってるやろ事務所の若いものは逮捕した。』

『すいません世話かけて分かってます。武田さんに逮捕されるのこれで３回目ですな』

『これで最後にしとけよ』といって肩をたたいた。

花嫁と花婿がないていた。

バツイチ刑事の捜査記録ー麻薬　おわり


　

続出稼ぎブラジリア偏ー１

高木はまずウイリアムナガタについて聞いてみた。

『稲沢さんナガタがブラジィアに帰ってるかもしてないですが、セバスチョンともつながりがあるようなんです。日本に麻薬を運んでいたようです』

『聞いていますナガタの家はわかっています言ってみましょう。彼のいえはタグアチンガにあります』と言うのでさっそくナガタのうちに向かった。

タグアチンガはブラジリアの衛星都市で人口は４０万ほどある。

『稲沢さんテラシマと言う男が殺されました。麻薬がらみでセバスチョンにやられたのではないかと思うのですが』と言うと稲沢は

『彼ならやるでしょうそちらのほうでも捜査してます』といった

『テラシマは日本にも何度も麻薬を運んでいたようです。またカンザキ

という男が拳銃の密輸で成田でつかまってます。日本の暴力団ともつながりがあるようです。』

稲沢は『カンザキのことは知ってます。日本の警察から連絡がありました。

高木はさすが連邦警察だと思った。

『横河という日本人がいてどうやら日本の暴力団の男のようです

この男がテラシマとくんでやってるらしい。いま日本に問い合わせていますがもうすぐ分かるでしょう』

高木はアントニオのことも話した。

車で２０分ほどいくとタグアチンガのナガタのうちなついた。

稲沢が手をたたいて呼んだ何度かたたくと女が出てきた。２４さいぐらいの若い黒人のちがはいった女である。

『ウィリアムはいるか』と稲沢がたずねた。

女は『今寝ている起こしてくると言って家の中へ入った。

しばらくすると５０前と思われる日本人がでてきた。

『何か用ですかウイリアムはさっきパラのほうから帰ってきて今寝ている』というのである。

高木は『しめた！』とおもった。

稲沢は『警察だウイリアムに聞きたいことがある』と言うと女は驚いて

家の中にはいろうとした。

稲沢はすぐ後について走った。彼の部下も高木もはいった。

寝ていたウイリアムはびっくりしておきた

『ウイリアム警察だ聞きたいことがある警察まで来い』と大きなこえでいった。

逃げようとしたので稲沢が投げ飛ばした。９０ＫＧほどあるウイリアムが床にたたきつけられた。

すぐにウイリアムの手に手錠がかけられた。

ウイリアムの母親もただびっくりして見ているだけだった。

稲沢は連邦警察の警察学校で柔道と空手の教官をしている、柔道４段

空手５段の持ち主である。

ウイリアムはすぐに連行されそして取り調べがはじまった。

稲沢はテラシマのことについてきいてみた。

『テラシマを殺したにはお前たちか』

『違う殺してない知らない、あの時は自分たちは一緒ではなかった。少し用があるのでテラシマは１人でどこかへいった．われわれは先にブラガンサの町にいった。そしたら殺された』というのである

『お前たちは何人だ名前をいえ』と言うと

『自分はすぐに分かれてブラジリアにもどった。アントニオと横河とだ』と話し出した

『横河と言うのはジャポネースか』

『日本のやくざで麻薬や拳銃を運んでいる、アントニオも自分も何度も運んだそして日本で金をもらってた。拳銃もはこんでた。これはたくさんもらえるが危ないのでいやだった。』と自供しだした。

そんなに悪い男でもなさそうである

『なぜお前だけ分かれてブラジリアにもどったのか』

『セバスチョンに会うためだ横河も彼から買っていたので会うためだった。またテラシマも買っていたらしいがもめていたようだ、横河も金のことでもめていた』というのある。

『金のどんなことだ』

『最初の話よりかなり高かったのでもめていたらしいそれで自分が話をするのに帰ってきた・後でみんなブラジリアに来ることになっている』という

高木も稲沢もセバスチョンを逮捕できるとおもった。


また今度さいなら