ボンジョルノ!GW始まりましたね!でも10連休ってどうなの?
皆さん「お稽古テレコ」って知っていますか?。
自分の楽器練習の音を録音して、それを聞き返す機器のことですが、年号も「平成」から「令和」なろうとしているのに「昭和か!」と突っ込まれそうな話題でスミマセン。
ボクのお稽古テレコは、ソニーのICレコーダー。音もきれいに録れて、もう20年近く使っています。
パソコンにつないで、QBBリハーサルの様子をメンバーと共有することに使ったりしてバリバリ大活躍です。壊れる気配がありません。最近はスマホですべて事足りるので、使う人も少なくなったと思いますが、ボクは出先でスマホのバッテリーが消耗するのが怖くてスマホは使っていません。
そんな中、急にパソコンの調子が悪くなり、動かなくなる前にと思い新しいパソコンを先週購入しました。プリンタのドライバーを入れたりして自分色にカスタマイズしていたのですが、なんと、このICレコーダーの編集ソフトの配布が終了しているではないですか!ショック!!
ただ聴き返すだけなら十分ですが、メンバーと共有したりできなくなるのは困ります。早速ソニーのサイトに行って最近のICレコーダー動向を調べてみたら、進んでいるではないですか。
当たり前です。時代は令和になろうとしているんです。技術も進歩しています。音質が上がっているのは予想できますが、Bluetoothで音が飛ばせたり、スマホで遠隔操作出来たり、いかに自分が時代に取り残されているか思い知らされた気分でした。
ということで、欲しいものがまた一つ増えてしまった今日この頃。
今日もマイお稽古テレコで練習しよっ。
ボンジョルノ!サックス吹きのバンマスです。今日はお世話になった師匠のエピソードを
出会いは35年ほど前のことです。
楽器経験もないまま大学の軽音楽部のドアを開きサックスを手にしたボク。当然、譜面も読めません。毎日ロングトーンを続けて練習をしていました。土曜日は合奏練習があるのですが、そこに「合奏練習の見学に来たおじさん」がいました。実はそのおじさんが師匠、ジャズトランぺッターの堀之内正さん。今でいうバンドクリニックです。
さんざん練習したベイシーもどきが、堀之内さんの一言の指導でかっこよく聴こえるから不思議です。
時には、先輩が合奏している外で、同期のテナー君と一緒にベイシーの譜面を1フレーズごとに確認しながら歌い方を教えていただきました。ここはそうじゃなくて、こう。楽器ではなく歌って手本を示してくれます。「ディーーィ、ガッ」「ディガゥガッ」。なかなか思うように楽器で再現はできませんが、頭でイメージを作ることはできました。これがボクのジャズ、スイングのベースです。いまだにへたくそで申し訳ないですが、ここまでビッグバンド演奏を楽しんでこれたのも堀之内さんの指導のおかげです。
そんな師匠のラストステージが、2部構成で開催されました。ジャズ葬です。読経を聞きながら、これがほんとのラストだと思うと泣けてきました。でもバンドの方の配慮で一緒に演奏することもできました。終わってみて、こんなコンサートもいいな、と思いました。
ありがとうございました、堀之内正さん。