Royal Flash / Donald Byrd
Tpのドナルドバード名義ですが、個人的カテゴリーはバリトンサックスに分類しています。そう、ペッパーアダムス目当てで聴いてほしい。
ドナルドバードが悪いわけでなく、ペッパーアダムスがかっこよすぎるのだ。
のびやかなTpのフレーズは、当たり前でもちろんかっこいい。
けど、ペッパーアダムスのゴリゴリ・バリトンサックスは
もっとかっこいいのだ。
1. ハッシュ
2. アイム・ア・フール・トゥ・ウォント・ユー
3. ジョージーズ
4. シャングリラ
5. 6M's
6. レクイエム
Forever lasting: Live In Tokyo / The Vanguard Jazz Orchestra
さすが、勢いのあるビッグバンド。
これがスタジオ録音ではなく、ライブ演奏というのが信じられない。
Forever Lasting 永遠に続くもの
その感動が永遠に続きますように。そんな思いの詰まった2枚です。
ボクのお気に入りは#7/Disc1。
聴きなじみがありながら、それよりも微妙に早いテンポにより
全く違うイメージを作っています。
テンポひとつで同じ譜面も別物になる。
そんないい例です。
こんなライブが、ここ日本で起こっていたとは。
いつかは足を運びたいビッグバンドのひとつです。
ディスク:1
1. ロウ・ダウン
2. ユー・テル・ミー
3. シックスティ・ファースト・アンド・リッチ・イット
4. ワン・フィンガー・スナップ
5. アイ・ラヴ・ユー
6. エクストラ・クレジット
7. セントラル・パーク・ノース
ディスク:2
1. オール・オブ・ミー
2. ドント・エヴァー・リーヴ・ミー
3. ナスティ・ダンス
4. ハードリー・エヴァー
5. リトル・ラスカル・オン・ア・ロック (日本盤ボーナス・トラック)
6. フィンガーズ
7. フォエヴァー・ラスティング
ボンジョルノ!
皆さん、頑張ってステイホームしていますか?
先日の「インターナルジャズデー」ではいろんなオンラインライブ配信がありましたが、ご覧になりましたか?ステイホームにぴったりでしたよね。
補足すると・・・
4月30日の ”UNESCO INTERNATIONAL JAZZ DAY” に賛同し、ジャズを通じて世界の文化に触れる場として、2013年より開催をしてきた入場無料の屋外イベント「JAZZ AUDITORIA in WATERRAS」。今年はは屋外での開催は見送りとなるも、国内外のアーティストの協力のもと、 ”STAY HOME & LISTEN TO JAZZ” をスローガンに、オンラインでジャズを楽しむ「JAZZ AUDITORIA ONLINE」として配信されました。
今日はそんな「ビッグバンドのススメ」のススメということで、
ボントロプレイヤーでアレンジャーの五十嵐誠さんのアーカイブYouTube動画を紹介します。
内容的には「ビッグバンドって何?」くらいに人向けに企画されていますが、ビッグバンドに所属している私でもとても興味深く拝見することができました。
サックスセクションってそんな風に見られてるの?
と思いながらも
最後には「全力少年」かっこええ!となっていました。
Encounter / Pepper Adams
かっちょええです。
きっと、
オープニングのペッパーアダムスのフレーズが、
いきなりのカウンターパンチでしょう。
そして、
ノックアウトされる前にズートシムズがテナーで
アッパーカットの追い打ちをかけてきます。
バリトンサックとテナーサックスという音が被りそうな2管フロントも
ペッパーが低めの音域でフレーズを組み立て、全体のバランスを作る。
図太い音、ゴリゴリ感、これぞバリトンサックス。
1. Inanout
2. Star-Crossed Lovers
3. Cindy's Tune
4. Serenity
5. Elusive
6. I've Just Seen Her
7. Punjab
8. Verdandi
ZOOT SIMS (ts) PEPPER ADAMS (bs) TOMMY FLANAGAN (p) RON CARTER (b) ELVIN JONES (ds)
Blue Serge / Serge Charoff
サージ・チャロフのソニー・クラーク・トリオをバックにしたワンホーンアルバム。
白人バリトンサックス奏者は他にもいますが、
一番スタイリッシュに吹いているのはこの人かも。
荒くもなく、弱くもなく。
ゴリゴリした押しの強さはなくとも貧弱さはない。
絶妙なバランスがスマート。だと思います。
ぜひ落ち着いた部屋でじっくり鑑賞ください。
1. ア・ハンドフル・オブ・スターズ (MONO)
2. ザ・グーフ・アンド・アイ (MONO)
3. サンクス・フォー・ザ・メモリー (MONO)
4. オール・ザ・シングス・ユー・アー (MONO)
5. アイヴ・ガット・ザ・ワールド・オン・ア・ストリング (MONO)
6. スージーのブルース (MONO)
7. ステアウェイ・トゥ・ザ・スターズ (MONO)
8. ハウ・アバウト・ユー? (MONO)
配信もいいですが、こういったアルバムジャケットの芸術性も価値高いですよね。