リビングの床に座り、
フリースの布を膝に掛けた私の足に
くっついて昼寝をするのが、
Cocoさんのいつもの午後です。
床暖房の季節ですから
床に座って過ごすことに異存はありませんが
気が短いCocoさんは
私がまだフリースを広げきらないうちから
もうその上に乗ってきて、
さっさと丸くなり、眠り始めてしまいます。
おかげで私の左足はフリースの布を
かぶることができませんし、
右足の先だって
はみ出してしまっています。
寒いです。
布は1.5メートル四方もある大きなものなのだから
あと少し、待っていてくれれば
大きく広げられて、
私の足もすっぽり覆われて
快適なんですけどね・・・。
ちょっと引っ張ってみましょう。
すると半分眠ったまま、
どたばたと向きを変え、
やはり広げきらないフリースの上で
再び眠り始めてしまいます。
おまけに、
私の足の上に
あごまで乗せてきました。
どこまでも、
自由なわんこです。
図々しいです。
やがて、少し目が覚めたようなので
チャンス、とばかりに
布をやや強く引いてみました。
それでも動かないCocoさんは
当然ころりと仰向けに転がり
そのままの姿勢で
お腹を撫でてもらえるのを
じっと待っているのでした。
とことん自由で、図々しいわんこなのです。
それでもこのチャンスを逃すわけにはいきませんから
無理やり、フリースの布を広げ始めると、
迷惑そうな表情で起き上がり、
少し離れた場所で、作業が終わるのを待っていました。
そして綺麗に広がったフリースの上に駆けつけてきて
再び、睡眠。
いつものように
奇妙な動きを見せながら
お昼寝タイムを、満喫したのでした。
お目覚めですか。
今日もよく、眠れましたか。
冬が終わる前に、
フリース布を素早く広げる技を
きっと私は
身につけることでしょう。
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