5月12日から18日まで南座で7年ぶりに歌舞伎鑑賞教室が開催されています。
演目は歌舞伎のいろはという歌舞伎の説明と、義経千本桜の吉野山。今の、大河ドラマとリンクしててなかなかグッドチョイスだったね。歌舞伎の説明は狂言師の茂山逸平さんがしてくれはります。私たちは、今回お席の値段が全部3500円ということで、南座の色んなお席を楽しもうということで、まず一個は友達が入っている後援会のみよし屋さん経由で一枚。こちらは吉太朗くんがよく見える花道横を取ってくれはりました。
そして、前から座ってみたかった2回の一列目のセンター。
次は左桟敷の1番目。
最後にかぶりの下手通路側。
週末の土日の4回公演を全部見ました。花道横はスッポンから出てきはる吉太朗くんがバッチリ見えてすごく良かった。2回の1列目は舞台の役者さんと目線が一緒くらいなのと全体がもれなく見れるので、やっぱり良いお席。左桟敷の1番目は面白いけど前すぎて、桟敷なら3-4番目くらいがいいなあって思った。最後にかぶり。ここは何度も座ってるけど、やっぱり目の前で見るっていうのは臨場感もあって好きだわ。Kおりちゃんは2階の右の一番で見はったけど、そこも出し物によっては立体感があってとても良いらしい。いつか試してみましょう。舞台は色は逸平さんがMCで片岡富史弥さんが女形についての解説、その時に千太郎くんが女形でできはって色々実演してくれはって、狂言の女形の鈴木実さんも狂言の女形というものを説明してくれはった。狂言もおもしろうやし一度見てみてもいいなあって思ったわ。そして片岡佑次郎さんがツケについての解説。あとは舞台についての説明と吉野山の説明をしてくれはった。逸平さんは話も上手くて面白かったわ。吉野山は静御前は片岡千壽さんで源九郎忠信は上村吉太朗くん。千壽さんの静御前はほんま美しかったわ。千壽さんの素顔は元ヤン丸出しの普通の男性やけど、顔しはるとほんまに綺麗にならはる。今回はヒデりんに似てはるところもあって、すごく良かったなあ。そして吉太朗くんはうまいのわかってたけど、ほんまにすごい!体幹がすごくしっかりしてはるし、一個一個の動作が綺麗でしっかり決まる。狐の時はすごく可愛いのに武士の時にはキリッとしたしまった顔になって、顔も体もきちんと丁寧に役になってはって、吉弥さん自慢のお弟子さんやなあって。感心しましたよ。4回みたけど4回ともこのまま四の切りが見たいってマジに思った。これから吉弥さんと玉様に可愛がってもらって大きいお役をどんどんやってほしいなあ。来年も歌舞伎鑑賞教室あるとのことなので、四の切りをやってほしいと切に願うわ。。。 先週から働き始めたのでもうこれ以上見に行くことができひんのが残念。上方の役者さんは7月の上方歌舞伎出はらへんのかな。。。八月の南座はどうやろう。上方歌舞伎もあるしなあ、八月。もっと、みんなに活躍の場をあげてほしいとほんまに思います。いやあ、歌舞伎鑑賞教室安いしもっとたくさんの人に見にいってほしいなあ。でも一階はほぼ満席やから良かったけどね〜!楽しい、週末でしたわ!