2週間の自宅待機期間は家で大人しく過ごしてました。太ったらどうしようかと思ったけど、それは大丈夫でほっ。2週間が無事に過ぎて、まず行ったのは大阪の大槻能楽堂。9月23日にみよしや一門会があったのです。吉弥さんは好きな役者さんやし、吉太朗くん、折乃助くんも可愛らしいので、楽しみにしてました。場所もこじんまりとした能楽堂だったので、よく見えたけど私、白内障の手術をして視力は戻ってるんやけど、劇場内はなんか見にくいのを香港の広東オペラを見に行った時から感じてたんやけど今回もそうやった。外に出ると全然よく見えるのに中に入ったら舞台の人の顔があんまり良くm消えへん。。。これは次回眼医者さんに行ったら要相談事項やな。メガネが必要になるかも、舞台の時だけ。。。素踊りやけど折乃助くんの藤娘も可愛らしかったし、吉太朗くんの供奴もお上手。吉弥さんの一人芝居のコクトーの声もお綺麗やし、すごくよかった。最後の元禄花見踊も素踊りやけど、衣装をしてはるかのように華やかでした。感動。。。来年もありますように。
そして、翌日はいよいよ歌舞伎座よ!Kおりちゃんと合わせて8時前ののぞみに乗って、富士山を拝んで、
品川で降りて東銀座に向かいました〜。東銀座、懐かしいわ!2年半ぶりよ。
ついてすぐ木挽町広場のタリーズでコーヒー飲んで、15分前にくらいに劇場に入りました。切符は児太郎の会で取ってもらってるので、すでに受け取ってます。前は番頭さんから直接受け取ってたけど、今は日本やしそれにコロナやし全部郵送だそうです。よかった、日本に帰っていて。(笑
今日の1部は3階でKおりちゃんと一緒に見ました。お江戸みやげと須磨の写絵。お江戸みやげは先代芝翫さんの追善公演。成駒屋総出(コタくんは出てないけど)です。幕が空いたら福助さんが茶店で座ってはった。セリフもいつもより多くて、ちょっとまだ喋りにくそうやけどゆっくりとはっきりと話してはった。出番が終わった時には支えなしで自分の足で歩いてひけていかはるのを見たら、もううるうるしたわ。ここまで出来るようになるまでどんだけ努力しはったかと思うとほんま胸が熱くなったわ。お江戸みやげは勘九郎さんがやっぱりよかったわ。面白かった。須磨の写絵は梅玉さんと魁春さんとコタくんの踊り。歌右衛門さんの追善です。魁春さんとコタくんが姉妹で梅玉さんを取り合いっこします。コタくんちょっと絞れたかな?可愛いかった。少し魁春さんがふらついてはったような気がして、ドキドキしたわ。前より踊りにキレがない気がしたけで、もういいお年やもんね。。。でも、3人ともお美しいお姿で眼福でございました。1部の後、花籠でアウタヌーンティセットを食べた。綺麗で美味しかった、お腹いっぱいになったわ!
そして2部は1等席で盛綱陣屋と女伊達。盛綱は幸四郎さんの初役だって。とっくにやってはったきがしたけれど、大舞台では初めてだそう。よかったよ、幸四郎さんの盛綱。丑之助ちゃんの小四郎もよかった。なんか、すごくお上手になっていてびっくり!女伊達は萬太郎くんと種之助くんと時蔵さん。時蔵さんは小股の切れ上がったお姐さんで、萬ちゃんと種ちゃんはいなせなお兄さんで素敵でした。この後、3部までの間晩御飯を三越に買いに行って、ホテルにチェクインをして楽座にブロマイドを買いに行ったらKおりちゃんに会ったので、その後また一緒に3部を観ました。3部も1等席で四谷怪談です。仁左衛門さんと玉三郎さんやから切符はほんまに撮れにくいのですが、お友達に取ってもらいました。ありがたや!!四谷怪談って子供の頃はほんまただ怖いお話やったけど、歌舞伎を見始めてから何度か見てから印象が変わった。ただの怪談話でなくて非常に悪人の伊右衛門と可哀想なお岩さんのお話で、怖いと言うより腹が立つお話です。今回もニザ様が本当に憎たらしくって、玉様が気の毒でした。で、なんか終わり方が微妙でへ?って感じやったけど、お二人に松緑さんがよかったね。その夜はホテルに宿泊したんやけど一人やしちょっと怖かった。本当はMりちゃんと一緒に泊まる予定が(部屋は別)彼女のお父さんに色々あって今回はキャンセルになって残念やった。今回はちょっと張り込んで三井ガーデンホテル銀座5丁目にしたのだけど。まあ、歌舞伎座から近くて便利やしまた機会があれば泊まりたいけどね。で、翌日はMりちゃんも大丈夫とのことだったので、一緒に1部を見ました。この日は1等席で。
久しぶりやからか、前から3列目の良いお席で見せて頂きました。でも、やっぱり暗いとはっきり見えへんのでメガネが必要かと思うなあ。2階目やけど江戸みやげと須磨の写絵はよかったです!2日で歌舞伎を堪能いたしました。こういう生活がしたかったのよね、Discovery Bayにも未練はあるけれど。。。次は10月17日の児太郎の会です。こちらは会場も小さいのでもっと良く見えるかな?楽しみ〜!