今年の顔見世は二部が松浦の太鼓で九月に秀山祭で観たし、そんな何回も観たいという演目でもないけど、ニザ様の殿様はかわいいやろうから、一応観ておくことにして17日に二部と三部を通しで観て、24日に一部を観ることにした。
今回で一番楽しみなのは三部の女殺油地獄。一部のすし屋も隼人くんが維盛するので楽しみと思ってたけど、権太がねえ。。。ちょっと奮発はやめて三等で観ることにした。(笑 二部の封印切もねえ、鴈治郎はんと愛之助さんはええねんけど梅川がねえ。。。扇雀さんは私は立役の方がええと思うんよねえ。扇雀さんにしても孝太郎さんも傾城ちゅうよりおかみさんとか、武家の奥さんとかが似合うのよねえ。ここは壱くんの梅川でやってほしかったなあと思ったり。ニザ様の殿様は予想通り可愛かった。そして期待の油地獄。前評判も愛之助ええと聞こえてくる。この部は二等を奮発。3階の1列目をMもちゃんに取ってもらった。前半のなんか明るいシーンと後半の凄惨なシーンの対比がすごくってこの演目はTVとかDVDも持ってるので、何度も観てるけどいやあ、よかったっす。愛之助の壊れていく様子がなんとも言えない。殺しのシーンもほんま迫力で瞬きもできひんくらいやったわ。もう一回みようかなと思ってたけど、ちょっと重すぎるのでもう一回観るのはやめることにしたわ。。。そして、今年の歌舞伎納めは24日の一部。すし屋。壱くんのお里ちゃんもかわいいし、亀蔵さんのお父さんもいいしなんと言っても梅花さんのお母さんよかった。維盛の隼人もよかったよ。でもさ、やっぱ獅童さんの権太は私の好みじゃないわ。。。というか、ニザ様の権太以外はねえ。。。もう一個は龍虎という成駒家の舞踊。舞踊かあって思ってたら連獅子のようでなかなかよかったけど、毛振がちょっと?って思いました。これで今年の歌舞伎観劇はおしまい。いっぱい観たなあ、今年も。幸せなことです。来年は初歌舞伎は14日の歌舞伎座の三部でーす。15日は浅草の花形の昼の部でーす。また、来年もいっぱい歌舞伎を楽しめますように。そのためにも頑張って働きまーす!今年のブログはこれでお終い。自分のための備忘録のようなブログなので、読んでくださってる人のあまりないと思いますが、今年も一年ありがとうございました。また、来年も引き続き書いていきます〜。では、皆様良いお年をお迎えくださいませ。