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タジュウィードの法則勉強会【8】

2012年09月08日 | タジュウィードの法則解説

タジュウィードの法則勉強会【8】

録音(過去勉強会から)

●対関係にない特徴(7):
  4)الانحرافインヒラーフ:それること。発音後、発音場所が外れることをいう。
   ل ر が該当。
   لは発音後、ヌーンの発音場所である舌先の方に外れるため、間違ってنと発音することがある。
   رはلの発音場所である舌の腹の方に外れるため、間違ってلと発音することがあるので注意が必要。

  5)التكرارティクラール:繰り返すこと。رのみの特徴。رをスクーンまたはシャッダで発音するときに舌の先が振動することをいうが、その制御が求められる。
    舌の先の振動が起きる度にرが発音されてしまうので、舌を上前歯の根元で止めて、一回のみの発音を心がけること。

  6)التفشيタファッシー:شの発音時に、口内に息が広がることをいう。スクーンの時に最も顕著に現れる。該当文字はشのみ。

  7)الاستطالةイスティターラ:伸ばすこと。ضの発音場所がلの発音場所に引き伸ばされること。スクーンかシャッダのضにおいてのみ起こる。
    舌は前から後ろへと徐々に口蓋に付き、それに伴って音は一拍から一泊と3/4ほど引き伸ばされ気味となる。



※参考文献:アル=ムフィード・アル=イルム・アッタジュウィード、ハヤート・アリー・アルフサイニー著
      ブグヤ・イバード・アル=ラフマーン、ムハンマド・ブン・シャハーダ・アル=ガウル著、ハビーバ中田香織訳

 

タジュウィードの法則勉強会【9】


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