昨年の秋に購入した taylor110ceのインプレッションです。
このギターは、トップ単板、サイド・バックは合板です。
購入当初は、か細い音で、エレアコだから、こういう仕様なんだなと思っていたのですが、半年経過ぐらいから、けっこう大きな音になってきました。
感じとしては、ギター全体が乾燥してきたことから反響音が大きくなった感じです。
このギターは見かけより驚くほど軽いんです。
それはバックが合板ラウンドバックと言ってプレイシング(力木)が使われていないためと思われます。
これでも構造上は問題なく、合板のメリットを活かしているようなのです。
が、どうでしょう。
剛性感は不安はまったくないのですが、オール単板ギターに比べると音的に深みが劣るようです。
空洞の胴体を強く感じます。
この辺りはカーボンボディのモーリス・トルネードに近いです。
アンプを通すようなシーンで、エフェクターを使って音作りをするような時のギターだと思います。
110CEも10万円を超えるようなギターですから、それなりに素晴らしいのですが、やはり初めてギターを持つような方は、単板か、サイド・バック合板でもプレイシングが入ったギターにすべきかなと思います。
生音の深みが違います。
格好はいいですけどね。
taylor110ce。
taylor持って 福山雅治さんみたいになりたかったのですが、最初からビジュアル的に無理があったようです。(笑)
インプレッションは、あくまで個人の感想です。ご注意くださいませ。