緊急事態を噛みしめ、国民はステイホームで闘おうと書いた。
しかし、政府、行政は別だ。
緊急事態、戦争中なのだから、政府、行政は通常の運営をしていてはいけない。
通常ならやらないことであっても、非常事態だからこそやらなければならないことがある。
政府をあげ、行政をあげてやるべきことがあるだろう。
ワクチンの開発であり、国内医療への手当、特効薬の認証である。
後々の責任逃れのため、慎重になっているのであれば本末転倒。
今は戦争中なのだ。
判断が遅れれば遅れるほど死人が出る。
苦しむ国民が出る。
ウィルスとの闘いにちゃんとした戦略をもった体制作りが必要だ。
ワクチン投与にしても、戦争中であることを意識すれば順番だって当然、変わる。
オイラが総理なら高齢者の皆さんには、待っていただく。
まずは医療従事者、介護従事者、次に救急、消防、行政など国民への影響が大きい公務員、多くの人と接触する教員、災害派遣を担う自衛隊、公共交通の職員。
その後、会社員、大学生。
そして飲食店などの皆さん。
国民の安心を確保して、次に社会を回す皆さん、経済を回す皆さんの順が正しいと思う。
オイラも65歳以上だが、年金生活であり、外に出るなと言われたら、買い物スーパー以外は、まったく出なくて済む。
車椅子のお年寄りにワクチンを先行投与してどこに行けというのだ。むしろ高齢者施設の外から持ち込まれないよう介護従事者を先にすべきだろう。
お年寄りを大事に、重症化を防ぐためにという気持ちは分かる。
しかし残念ながらワクチンは絶対的に足りないのだ。
当然、皆が我慢しなければならない。
どうもこの先の選挙やら、五輪やらを考えるあまり、現実を見ず、心地良いことだけを言って、行政が振り回されているように思えてならない。
総理はファイザーと9月までにワクチンを出荷してもらうよう約束したとして喜んでいるようだが、まさかファイザーのワクチンが遅れている原因がEUの許認可が原因であることを知らないはずはあるまい。
国内で製造できるように話をつけましたというなら大拍手なのだが。
結局は選挙目当てのパフォーマンスしかできない人か。
トップがこれでは戦争には絶対に勝てない。
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