仕事で問い合わせがあった。
「○○シヨウコ様のけんですが」
○○という苗字はありふれた苗字。
けれどシヨウコという名前に
心当たりがない。
話を聞いていて誰かわかる
「それ、タエコ様のことですかね?」
「女編に少ないでタエコと読むんですか?
「それしか読み方がないと思いますけど」
電話が終わってから
同僚の静ちゃん(仮名)に聞いてみる。
「女編に少ないに子供の子で
なんと読む?」
「ん?
タエコですよね?」
「今の人、シヨウコさんって言っていて)
「え??
学年に一人は妙子さんっていましたよね?
今はそういう名前ないのかな?」
「だよね。
子がつく名前がほとんどないから、
妙っていう字を他の名前で
使うことがないのかも」
女に少ない
字面がわるい。。
女編だから
男性が使うことはない。
他の読みがあるか調べてみる。
読みは「タエ」「ミョウ」しかない。
読みは「タエ」「ミョウ」しかない。
すごい意味。
「たえ」
ア:「この上なく美しい(最も美しい)」、
「優れて良い」(例:妙麗)
イ:「非常に上手」(例:絶妙)
ウ:「詳しい」、「細かい部分まで
しっかりとできている」(例:精妙)
エ:「普通では考えられないほど、
優れた働きがある」、「不思議」
(例:神妙)
オ:「考えられない程、奥深い」
(例:妙遠)
②「若い」(例:妙齢)
日本のみで用いられる意味
③「ミョウ(普通ではない、変わっている、
変な)」(例:奇妙)
不可思議なほどすぐれている。巧みである。
きわめて美しい。善美の極。
奇妙はこの字だった。
巧妙もそうか。
戒名でよく見かける字にも思う。
名前で使うには妙子しかないのかも。
それで廃れてしまい、
昔はよくある名前だったけど、
今は読めない名前になったかもしれない。
勉強になった。