昨日、紅白歌合戦の裏番組の「クラシックコンサート名演集」に「九州交響楽団」が放送されるとの情報をゲットし、チャンネルを切り替えました。
すると、世界的に有名な「ベルリンフィルハーモニー」が出てきて、ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」などの演奏をされていました。大編成のオーケストラで、大人数での生音による迫力が堪能出来そうだなと思いました。
しかし、ふと心配になりました。これは、順番が逆ではないだろうか… 最初に「ベルリンフィル~」を出したら、後から放送される楽団の印象が霞むではないか…
ところが、九州交響楽団、全然霞んでいなかった 九響の特徴として、よく耳にするのは「熱いオーケストラ」という品評なのですが、今回放送されたのは、愛を語る指揮者・田中祐子さんによる「ベルリオーズの幻想交響曲」。それにより、楽団の魅力が増幅され、カラーが明確になっていた 結果、ベルリンも九響も、どちらもそれぞれに素晴らしかった
今年もよろしくお願いいたします