まあ、此れは知事選で負け戦を認識している処からの争点ではないとしたいだけの其れとなっており、毎度の民意を徹底して無視をしての、昨年末の仲井眞知事が埋め立てを承認しているから国は意味不明な粛々如きの表現を遣い工事を進めているだけと開き直りも然る事乍ですが、だから辺野古新基地反対の知事如きが誕生しても工事を止める事はないとの其れとなっておると捉えておくのが相当となっております。当然の事乍ですが、此れを言う事により、諦め感も構築しようとしております。更には普天間基地が危険だからと此れ又毎度のだから工事も仕方ないだろうと言い立ててもおり工事強行の姿勢を示してもおります。昭和天皇実録でも、1945年7月に天皇の特使として近衞文麿を対ソ和平工作に送ろうした中身は日本の領土に関しては沖縄、小笠原島、樺太を捨てて、千島は南半分を保有する程度となっておりましたが、沖縄に対する姿勢は現状と何等変わりなくとなっており、今回の官房長官の過去の問題と云うのも、捨て去ると云うか放棄と同根と捉えておくのがあれだろうとなっております。其れにしても、今回の官房長官の発言ですが、天皇が2012年に述べられた「日本全体の人が、皆で沖縄の人々の苦労をしている面を考えていくということが大事ではないか」とは此れ又完全に乖離しておりとなっております。天皇の心情も察する事なく、利得絡みの其れで日米で闇雲に未来永劫基地の存続を遮二無二邁進している最たる事象が辺野古への新基地建設の蛮行となっており、其処らもあれしておいて貰わんとあれかなとしときますです。
原子力規制委員会が川内原発を新基準適合と審査結果をしております。此れは規制委の審査合格如きは単に格納容器と敷地内周辺の甘い基準に適合したと云うだけで、単に其れ以外の何物でもなくで、此れを以て安倍政権は再稼働を目論む訳ですが、とんでもない其れとなっております。「川内原発の周辺には、約五十キロ南東にある桜島を含む姶良(あいら)カルデラなど巨大な火山がある。過去に火砕流が敷地内に届いた可能性もある。しかし九電は、影響は少なく、衛星利用測位システム(GPS)で火山周辺の地殻変動を監視すれば巨大噴火は予知できると主張。危険と分かれば原発の運転を止め、核燃料を緊急搬出すると説明した。規制委は「今後の運転期間はせいぜい三十年間。その間の噴火はないだろう」と推測し問題なしと判断した。(東京新聞夕刊9/10)」となっておりいい加減この上なくとなっております。然も避難計画も自治体任せで、頓珍漢此の上ない処となっており、再稼働如きをして、事故でも起これば、責任の所在も全てが回避の状態となっております。まあ、規制委の其れを金科玉条の如く用いて再稼働を言い立てて来る筈ですが、何処迄行って其れは頓珍漢な屁理屈となっており、此れ等の戯言に惑わされてしまったらあれですとしときますです。
今日は此処迄
次回を待て
P.S.
特定秘密保護法の運用基準等を議論する有識者会議「情報保全諮問会議」が運用基準案を提示しましたが、予想通りにパブコメの中の懸念の知る権利が侵されるについては大凡反映されずとなっております。運用基準素案は法施行後五年後に必要があれば基準を見直し公表する事とはなっておりますが、いい加減なお茶を濁した程度と捉えておくのが、あれかなとしときますです。