此の緊急事態条項は自民党改憲草案の中の98条で根拠等を定めており、99条では効果か効用の様なものが定められております。此の緊急事態条項は東日本大震災の反省をもとにとしておりますが、まあ、其れは毎度の方便と捉えとくのが其れ相当かなとなっております。昨日の参院予算委員会で安倍さんは「憲法改正による緊急事態条項の新設を重視する考えを示した。「国民の安全を守るため、国家や国民がどのような役割を果たすべきかを憲法に位置付けることは極めて大切な課題だ」と強調。(東京新聞11/11)」と述べております。此の緊急事態条項とは、端折ってあれするならば、高々一内閣が政令を好きに作れる事となり、三権分立如きは知らんわなの其れと成果てております。要は緊急事態流布か宣言をされてしまえば、国民須く従う事と相成ります。然も、此れは恐ろしい事に一例で挙げれば国民の安全を守る為と云う名目で言論等の弾圧も容易に行える流れとなっており、他も諸々有りますが、此れはナチスの全権委任法と同様となっております。9条の改悪も然る事乍ですが、此の緊急事態条項も同等かそれ以上となっておりますから、憲法を改正ではなく単に改悪をすると捉えておくのが其れ相当となっております。そんな訳で、来夏の参院選の投票行動のあれにしとかんとあれかなとなっております。
民主の前原誠司元代表と細野豪志政調会長が民主解党を申し入れる流れの様です。まあ、此れは維新との合併での其れとなっておりますが、前原さんや細野さんは改憲に異を唱える人達ではなくとなっており、民主も解党申し入れなど受け入れて新党の流れとなれば、改憲勢力となる事は粗必定と相成り、とんでもない状況が構築されてしまいますかなです。既存の改憲勢力に新たな改憲勢力が追加となりますかなです。
今日は此処迄
次回を待て
P.S.
其れにしても美しい日本の自主憲法とは対米隷属も知らんわなではあれかなとしときますです。