60代 スッキリ行こう🐦

還暦過ぎた!
これからも、心の向くままケセラセラ。

母と東京修学旅行 その1

2010-08-17 08:43:49 | 旅・山・庭・温泉・土産・食
うだるような暑さのお盆、
母と東京に行って来た。

今回の旅は「母の修学旅行」ってとこかな。

皇居や浅草に行ったことがないというので、はとバスを予約していたのだが。。。


はとバス乗り場は、すでにカンカン照り。
東京半日コースで、皇居、浅草、東京タワーを廻る。
バスの中は満杯の人。
皇居の坂下門あたりでバスを降りた時には、すでにクラクラする暑さ。
母も、「なに、これ」と灼熱の太陽にあきれ顔。
そこから、二重橋まで歩く。尋常でない暑さやわ。
ここは「ドバイ」か!!

二重橋前で、記念写真。
「はよ、撮ってくれ」と暑さの中で叫ぶおっさんあり。
汗が滝のように噴出してくる。
ここで記念写真は、私は中学の時の修学旅行以来。そういう人も多かったと思うけど、
何しろこの暑さ。
私の中でも二重に思い出に残る二重橋前です。



二重橋から、この楠正成像前までの行軍も炎天下。
まだ朝の10時くらいでこれやもん。ちょっと何も考えられなくなる。
楠正成って、、、何した人やったっけ??
どうでもいいから、クーラーないんかいな・・!!!
みんな木蔭に逃げるように駆け込む中、
悠々と写真をとる外国人のおっちゃんとおばちゃん。
・・どこから来たん?余裕やなあ。。

ようやくバスに乗っても、東京都はアイドリング禁止でバスの中も蒸し風呂や!
なんか、こうなったら笑えてくるぐらい汗が出る。
横見たら、母もニタニタ笑っている。。

私ら、大丈夫かいな!


そうこうしているうちに、浅草に着く。

建設途中のスカイツリーが浅草寺の境内からくっきり。。

仲見世は人。人。人。これでも今日は序の口らしい。
煙を頭にかぶる人々。
 おみくじひいたら、母もとなりのおばちゃんも「凶」!!
・・そ、そやろなあ。この暑さの中、こんなところに来てる人達やもんね。
私はたいてい、おみくじなんて、ひきません。

 雷門下って、いつもいつも人が満杯。
暑くても、暑くても、みんなみんな元気です。


銀座や、国会議事堂前を通って、東京タワーへ。

なんと、東京タワーも入場待ちの列。
はとバスの団体さんなので入場券並んで買わない分、待ち時間節約できたのかな。
しかし、スカイツリーの影響で東京タワーも最近人気とのこと。
いたるところで中国語。皇居も浅草もそうだったけど、
観光地は外人で占められていますね。

 母は展望台からの東京の眺めを「ふ~~ん」と満足げに見ていました。
そっけなく見ていても、後でちょっぴりお友達に自慢したそうな言動。
とにかく、行くこと、見ることに意義があるようで、
観光旅行って、そういうほのぼのさが、またいいのかも。


汗だくのはとバスツアーはやっとのことで東京駅へたどりつく。

ここから私のこの旅二つ目のおめあて。
「東京都現代美術館」のアリエッティの巨大セットを見にいくことにする。

母も元気についてくる。

借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展

半蔵門線「清澄白河」から歩いて10分。
「東京都現代美術館」

ここでも入場待ちの列。母はロビーで待っているとのこと。
それは正解だったかも。
だって、中のアリエッティのおうちは、押すな押すなの人ごみ。
予想されたこととはいえ、はとバスの後ではちょっとハードだったかな。
でも、私はとりあえず満足。
美術監督の種田陽平さんの他の作品の資料も展示してあって、
面白い仕事を覗いた感じ。




やっとたどり着いたホテルはクーラーしっかり効いてて、
生き返り~~!!
この日の東京は35.5度だったそう。
皇居あたりでは、40度近かったんじゃないかなあ。

母は早々に寝息をたてていましたね。
一日目の汗だくの修学旅行!
いや、とにかく暑かったあ!!






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ケサランパサランと、お墓参り

2010-08-13 19:43:54 | 旅・山・庭・温泉・土産・食

日ごろ別行動の私達夫婦が、年に数度だけ一日一緒に行動する日がある。
今日がその日。
お盆のお墓参りに山形へ行く。
これだけでも十分、夫孝行しているつもりの私です。

金曜日なので高速道路を避けて、下道を使ったら
山形に着いたら、もうお昼。

今日のお昼は山形の「冷やしラーメン」
夏の名物らしく、結構どのお店でもやっている。
今回旦那が連れていってくれたのは、「福家食堂」!

縄のれんに年季が感じられる。 
粋のいいおばあちゃんと、奥で働くおじいちゃん。なかなかいい感じ。
 具沢山の冷やしラーメン。
コクがあるのに不思議と澄んだスープです。氷が入ってて冷たくておいしい!
量も多くて、食べても食べても減らない感じ。
つけものと、コーヒーゼリーもサービスで、
お腹いっぱい。ごちそうさまです。
おばちゃんが元気で愛想よくって、味も一段増しって感じでした。



さて、今回私は見てみたいものがあって、
山形県立博物館へ向かいます。

山形城址の中が公園になっていて、博物館や美術館がある。


右端は、初代出羽山形藩主「最上義光」 伊達政宗の叔父さんだって。
 美術館では「親鸞展」をしていた。せっかくだからと、
帰りに私だけ入館した。
親鸞って、京都から越後に流刑された後、北関東あたりで布教していたんですね。
60歳で京都にもどり、90歳まで生きたらしい。
・・あの時代では行動範囲広かったと言えるなあ。。
この前、ネットで五木寛之の「親鸞」前編読んだので、結構面白く拝見いたしましたね。


そして、これが、今回見たかった本命。
県立博物館にある
謎の物体「ケサランパサラン」!
ここでは、テンサラパサラって書いてある。

以下、ウィキペディアから。

「白い毛玉のような物体で、空中をフラフラと飛んでいると言われる。一つ一つが小さな妖力を持つ妖怪とも言われ、未確認生物として扱われることもある。

名前の由来については、スペイン語の「ケセラセラ」が語源だという説、「袈裟羅・婆裟羅」(けさら・ばさら)という梵語が語源だという説、羽毛のようにパサパサしているからという説[1]、「何がなんだかさっぱりわからん」を意味する東北地方の言葉との説[2]、などがある。

穴の開いた桐の箱の中でおしろいを与えることで飼育でき[2]、増殖したり、持ち主に幸せを呼んだりすると言われている[1][2]。だが、穴がないと窒息して死んでしまう、おしろいは香料や着色料の含まれていないものが望ましい、1年に2回以上見るとその効果は消えてしまうなどと言われることもある[3]。ケサランパサランを持っているということはあまり人に知らせないほうがいいと言われているため、代々密かにケサランパサランを伝えている家もあるという伝説もある。

1970年代後半に、ケサランパサランは全国的なブームとなった。この時ケサランパサランとされた物の多くは、花の冠毛からできたものであった。」



・・・なんか、訳わからんでしょ。
前に新聞で見て、一度見てみようと思ってたのでした。
でも、この博物館にあるものは作られたものらしくて、
本物とされるものは鶴岡市の加茂水族館にあるとのこと。
その正体はあきらかではなく、「動物の毛玉」とも「植物の花の冠毛」ともいわれ、いくつかの説があるとのこと。
民間伝承のものだから、実態はよくわからず、
どこかの家でひそかに飼われているんじゃないかと思うと楽しくなる。。

トトロのマックロクロスケの白い版って感じなのかなあ。
東北って、岩手の座敷童子や、遠野物語、宮沢賢治の世界のように、
なんだか、かわいい妖怪や、荒唐無稽な話がたくさんあって、
素朴な風土を感じますね。


息子と旦那は
「わざわざ見に来たやつって、これ?」とあきれてましたけど。。。


・・い、いいのだ。私の旅にはいつも
今日の目的ってやつがあって、
今日は、冷やしらーめんと、ケサランパサランと、お墓参りでしょ!


そして、お墓参り。。
本命中の本命です。そうです。まさしく。。。はい。。

今日は暑さも少しマシ。。
 蔵王がよく見え、好天です。

ご先祖様、いつもありがとうございますねえ。


 帰りに蔵王温泉の硫黄の湯に浸かって、家路に着いたのであります。

それなりに、満足な一日で、めでたし。めでたし。







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動的平衡

2010-08-11 11:19:14 | 本、映画、音楽、アート、手作り 他
我が家のチワワ、モカは暑い日はペットシーツに寝そべっている。
少しはひんやりしてるのかなあ。



今朝の朝日新聞に夏の基礎講座として分子生物学者、福岡伸一さんのお話があり、
おもしろかった。
福岡さんって、いまをときめく「知の超新星」だそうで、
「誰にでも分かるシンプルな言葉で科学をアウトプットする名人」らしい。

彼によると、
生物の本質は「レイジー」(怠惰)なのだそうだ。
それがあたりまえってこと。

考えてみれば、効率化を唱える人って、
他の人を安くたくさん働かせて、利用したい人達だもんねえ。

生物学的に言うと、人は寅さんのように
効率なんてあまり考えず、ゆったりした時間の中で暮らす方がいいらしい。
人間以外の全ての生物は自分の分際を守っていて
限られた資源や環境の中で他の種と闘いを起こさないようにすみわけているとのこと。
なるほどねえ。

それから、びっくりしたのは
食べ物って、人を動かすエネルギーではなく、食べ物自体が分子レベルに何度も分解され、人間の細胞に置き換わっているんだって。
・・いいかげんなもの食べられへんわけやわ!

その細胞も常に川の流れのように入れ替わっているから、今日と明日の自分は全く違う存在なんだって。。。
そんな気もしてくるなあ。

そして、その個々の細胞は脳の命令ではなく自立して新陳代謝を行うそうで、
今問題の臓器移植なんかも、そう簡単な問題ではないと言えるみたい。
だって、臓器個々に記憶が宿っているかもしれないってことでしょ。。

・・
なんか、聞いたことあるんだよね。
アメリカで臓器移植受けた人が、臓器提供した人の記憶をフラッシュバックのように
思い出すことがあるって!

生命は、常に入れ替わっている流れそのものということらしく、
そのへんの話が著書の「動的平衡」にまとめられているよう。

・・・ちょっと、読みたいような、
・・どうでもいいような。。。

ガチガチな男性は読んだ方がいいかもね。
女性って、このへんのこと本能的にわかってる気がする。

なんせ、この人によると、
男性は遺伝子学的には、
女性のなりそこないってことらしいからね。






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ナツイチ 本の虫ストラップ

2010-08-09 09:42:28 | 本、映画、音楽、アート、手作り 他
書店で文庫本を買ったのはとってもひさしぶり。
なんとはなしに買ったんだけど、

集英社文庫の「ナツイチ」の一冊だったらしく
その場で、本の虫ストラップをもらった。
かわいい蜂さんで、なんか、うれしい。

ナツイチ2010

本の虫ストラップ
「はち目漱石・・欲しかったかなあ」



暑い日、本屋さんは、にぎわう避暑地です。
腰掛に座って、立ち読みならぬ、座り読み。
昔は考えられなかったけど。

買った本?

「巣から飛び出さなきゃ始まらないよ」の帯と、題名に惹かれて、
「行動することが生きることである」という宇野千代さんの文庫。

いろんな言葉の寄せ集めみたいだけど、
この作者の本は初めて。

見ると、山口県生まれは私と同じ。
長生きした作家さんだとは知ってたけど、
恋愛大好きの女流作家さんのイメージがあって、
今まで手にしたことなかったんだなあ。

90歳を越えて書いたみたいだけど、
勇ましい言葉がたくさん!

本読む気にならなかった夏だけど、
少しずつ読んでみるかな。

しかし、こういう、いい言葉とかって
その時はそうだよねえ・・と思うんだけど、
すっぐに、サッパリ忘れちゃうのって私だけなのかなあ。。




コメント (2)
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たなびく洗濯物

2010-08-06 11:46:44 | 日々雑記
洗濯物がたなびく風景って結構好きです。

今日、二度目の洗濯物。
午前中に二度干せるなんて、すごいわ!

タオル多し。
汗どんどん、ふくもんなあ。

大阪の頃、小学生だった娘が寝る時、
背中にタオルを入れていた。
どんどんかく汗をとるために。

ある日、学校に行った娘の背中から
タオルが出てきて
びっくりしたらしい。
タオルしょったまま、登校したのでありました。

汗どんどんかいて、タオルふきふき。

暑さはまだまだ続きます。。







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