脳の進化形からつづくお話。。
以前にNHKのテレビで見たのだと思うけど、
京都大学大学院の研究で、
ある図形Aが、別の図形Bを攻撃してイジメているようすをアニメで表現し、
20人の10ヶ月の赤ちゃんが、どちらを選ぶかという実験をした。
結果は8割の赤ちゃんがBを選び、
弱く苦しい立場のものに同情を示したとの事。
同じ実験を大人にすると、
同情を示す割合は少なくなるそうだ。
よって、人間の性善説が示されたという事なのだが。。
私が注目するのは
あとの2割の赤ちゃん。
執拗なイジメを支持する性悪的なものを持って生まれている事になる。
その攻撃性が健全な環境で、
良い方向に伸ばされていけば違うだろうが、
そうでなかった人は
他人に何の共感も持てない歪んだ人間が
育つことがあるとはいえないか。
人を殺してみたいと思ったり、
残虐な事に抵抗がなかったり、
一割だったとしても、
すごい数の危うい人々がこの世界にはいるんです。
恐怖で人を支配しようとするテロ組織なんかも、そんな人達で構成されているのかもしれないが、
佐世保や、名古屋大生の事件は
尋常でないものを感じざるを得ない。
とにかく、簡単には説明できない
邪悪に傾く脳を持った人間がこの世界には、少なからずいることを
忘れてはいけないね。
ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3