60代 スッキリ行こう🐦

還暦過ぎた!
これからも、心の向くままケセラセラ。

怖い夢

2011-09-30 08:04:23 | 日々雑記

昨日の続き。。
って言うか、変な夢を見た。

放射能とは何の関係もないのだろうけど、

そう言いながら、今、夢の内容をあらかた忘れているのに気づき、
びっくりした。

それでも、思い出してみると。。



何だか、役に立たない弱い人を誰かがポイっと池に捨ててしまうところを
みんなで見ていた。

それなのに、そのことを誰も言わない。
私、一人
「その人がポイっと捨てて、人を殺してしまったの見たんだよ~」と叫んでいる。
「本当なんだってぱ~」と泣きながら言っている。
みんなは、いるのかいないのかわからないほと゜、静かにしている。




な~んて感じの夢だったように思う。

不思議。起きた時は、鮮明に覚えていて、冷や汗かくぐらいに怖かったのに、
息子のお弁当作ったり、朝食たべたりして、朝の時間を過ごしてるうちに
すっかり、忘れている。。
夢って、起きた瞬間に書き留めておかんと、、あかんね。


私の中で何が起こっているのかわからないけど、
ずっと考えているのは、
地震や放射能で汚されてしまった東北。東日本。
西日本の人である私は、どうしてここに住んでるんだろう。
ここに住むことになったんだろう。
何か、そういう巡りあわせがあるなら、何なんだろう。

東北の人間ではない私は、
本音は、どこかもっと気心知れた清浄な所で余生を暮らしたい。。なんて気持ちもある。
だけど、すぐにでも・・という気持ちでもない。
東北が好きな家族のこともあるし、
宮澤賢治などを読んで、いろいろ感じるところもある。

本当は自分がどうしたいのか、まだわからない。

大体の事柄は、逃げたり、その時良さそうなことに飛びつくと
そうでもなかった。。ってことが多いから、
今は、気持ちはニュートラルをこころがけている。


放射能が人にどう作用するのか、
自然にどう作用するのか、
この後、東北、東日本がどうなっていくのか、

本当はわからないじゃないの。今は何にも。



いつもではないけど、気づくと自分に問いかけてる。
どうしたいかな。。自分。。
あきらめて、自分にウソをつくことだけは、できない私だってことは
はっきりしてるけど、

ウソをつく理由も、人にはそれぞれあるんだろうからなあ。













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放射能汚染について

2011-09-29 08:23:14 | 震災後の日々

最近になって、放射能のことについて
・・気になってきた。

この地域では高い放射能は検出されていない。
が、

こういうの見たりすると、正直びっくりする。

私ら、爺さん婆さんはいいのだけど、
高校生の息子・・。
これから子供をつくる世代のことは、心配になる。


一番気になるのは、
食品だ。

娘は、小さな子供を抱えているので、震災後から
水のこと、食品のことを気にしていた。

当然やね。
だって、毎日身体に取り入れていくものだからね。


どこかに書いてあったのだけど、
豆、いも、麦、葉物野菜、魚などがセシウムなどをとりこみやすいそう。
逆に果物などは、ほとんど取り込まないらしい。

・・しかし、葉物野菜などは近郊のものを食べざるを得ないだろうし、
魚なんて、海をグルグル泳いでいるんだから、産地なんてアテにならない。
世界の海はつながってるしなあ。。


全く、困ったもんやわ!

ほんまに、ものすごい汚染垂れ流し国になっちゃったんだね。ニッポン!

セシウムなどの測定器の精度も統一されていないだろうから、
不検出なんて表記も、本当にはアテにならない。
牛肉は全頭検査しているらしいけど、
もっと、幅広く、食品についての安全性を徹底しないと、
疑心暗鬼は広がるばかりと思います。

とにかく、子供!
子供の食べ物に、放射能なんて、あかんわ!ほんまに。。














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イーハトーブへの旅②  宮澤賢治を訪ねて

2011-09-25 12:27:57 | 旅・山・庭・温泉・土産・食

盛岡からの帰り、宮澤賢治ゆかりの花巻を訪ねてみることにした。
一度も行ったことがなく、何かのついでに行ってみたいと
前から思ってことを思い出したのだ。

東北道を南下し、花巻インターチェンジを降りる。
何もないところから突然飛行機が飛び立ち、空港があることがわかる。
花巻空港とのこと。

少し行ったところに宮澤賢治記念館、童話村などの施設がある。





宮澤賢治の雨にも負けずの詩を

小学生の時、暗記する宿題があり、一人一人発表させられたことがある。
その時も、その後も、
なんでこの人は、献身的なことしても、皆に「でくのぼう」と呼ばれたいんだろう・・
わからん・と思いながらも、その清らかさが聖者のようで印象的だった。

それから、この人のことを思い出すこともなく生きてきた。
仙台に来て、もう何年も経つんだけど、花巻や遠野に自分から行こうと思ったことはなかったなあ。
娘が岩手の人と結婚して、縁が出来て改めて触れてみる世界。。

子育てが一段落しそうになった最近になって、
そう言えば・・と、気になって来てみたかったのだ。


記念館からの風景

不思議な人だなあ。科学者でもあり、教師でもあり、詩人でもあり、画家でもあり、もちろん童話作家でもある。
総合芸術家なんだ。

宮澤賢治の童話・・読み切ったこと・・実はありません。
難解だった気がして、どうも取っ付きにくかった気が。。
雨にも負けずの詩だって、なんでそんな・・自己犠牲なん??と
凡人の私には、どこかしっくりこなかった。

記念館の資料を見て、
ものすごい人だなあ。天才というか、ものすごく頭がよく、純粋な心で物事を見ていた人とわかった。
恵まれた環境に生まれながら、農民になりたい・・と
農業や、植物、鉱物、園芸・・と科学者のように学び、その真理を見つめた人。
う~ん。。深そう・・。




注文の多い料理店・・という土産物屋もありました。



記念館の近くにある童話村の中に



賢治の学校がある。








星座をかたどっている。


ファンタジックホール

ディズーランドのプーサンの部屋を思い出した。。



水の部屋

大地の部屋


賢治の学校に続いて、賢治の教室
植物、鳥、星、動物の展示棟


みんなが鳴らす鐘の音がやさしく辺りに響いている。

相変わらず、まったり、何もないと言えば何もなく、
全てあると言えば、すべてある。

そんな感じ、イーハトーブの賢治の童話村だ。




昨日行った美容室で担当の女性が岩手の人で、
賢治記念館に行ったこと話すと、
その方の知り合いのお祖母さんが昔、宮澤賢治に畑の納屋を貸してほしいと言われたそう。
貸した納屋に賢治は住んでいたというのだから、

夢物語ではなく、ぐんと身近な実在の人と再確認。

こういう人の常は、
生きている時には、評価されないっていうこと。
ただの変わり者と思われていたというのだから。

ゴッホや、レオナルド・ダ・ヴィンチにも重なってくる。
悲劇の天才。
生涯独身だったことも共通している。



ともあれ、一度宮澤賢治を読み直してみなければ・・と
帰ってきてから、アマゾンで宮澤賢治の童話集を注文してみました。

人生、ここまで生きてきて改めて
理解できる作品なのか。。
所詮、異郷人の私には、理解できないのか。。。
さて、どうでしょう。

アニミズムの宝庫、東北が生んだ天才・・
明治の大きな津波の翌年に生まれ、亡くなった年にも大きな津波があったという
宮澤賢治の生涯。


・・何か象徴的なものを感じるなあ。。





そんなこんなで、秋の日帰り
イーハトーブの旅でした。






雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシズカニワラッテイル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萱ブキノ小屋ニイテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ束ヲ負イ
南ニ死ニソウナ人アレバ
行ッテコワガラナクテモイイトイイ
北ニケンカヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイイ
ヒデリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
ソウイウモノニ
ワタシハナリタイ









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イーハトーブへの旅①  運動会

2011-09-24 08:09:40 | 旅・山・庭・温泉・土産・食

昨日は快晴。
なので、盛岡の孫っちの初めての運動会を見に行くことにした。

東北道を北へ行く。


途中、平泉のあたりの向こうに雲海が沈むのが見える。
あのあたりは、霧が名物らしい。


世界遺産の平泉・・
最近、観光客が増えた模様。。



宮城県境から岩手に入ったあたり、家も少なく、イーハトーブの感が強くなる。
宮澤賢治の造語で、理想郷・・イーハトーブ。
いわて・・のことらしい。

「イーハトヴとは一つの地名である。
強て、その地点を求むるならば、大小クラウスたちの耕していた、野原や、少女アリスが辿った鏡の国と同じ世界の中、テパーンタール砂漠の遥かな北東、イヴン王国の遠い東と考えられる。
実にこれは、著者の心象中に、この様な状景をもって実在したドリームランドとしての日本岩手県である。」

宮澤賢治が生前に出した唯一の童話集「イーハトブ童話 注文の多い料理店」の宣伝用チラシの中の一文だそう。


確かに、岩手は宮城とは又違う空気感。
何ていうか・・何もない所で、自然は厳しいのに
人は、天然で寡黙でもニコニコ。
訳のわからない明るさがあるんだよね。




朝、9時からの運動会に、ギリギリ間に合う。。


中央、手前、赤い帽子で、一人調子に乗って、おどけながら出てきた孫っち。。。






調子に乗るか、無表情か。。カメラを向けるとそうなります。。




父兄の大玉押し合戦は、死闘と化す・・
足を出し、ふんばっている娘。。。

私と旦那も、祖父母の玉入れに参加する。
爺さん、婆さんの中では
若手の私達夫婦。。

結果は、爺さん、婆さん、1対1の引き分けです。



かわいいパンツの行進。。




この人は、その辺の兄ちゃんをたたいて回る。。。






いつも遊んでる三人組で・・


まだまだな年少さんでも
がんばった運動会。

無事に終わって、よかったわ!



昼食は、念願の元祖じゃじゃ麺!

白龍。


みんな、右手を見てるのは、分店の人が「こっち空いてるよ~」と言ったから。。♪





大、中、小とあって、中頼んだら、
大盛りだったあ!



味噌のお味は、どおってことない味。
ニンニクと、辣油と、酢をお好みでかける。
手前にしょうがが大盛りです。
飽きない味で、大盛りでも食べられてしまう。

ちいたんたん50円・・卵を割って混ぜたところにスープを入れてもらうらしい。。

お腹いっぱいで、スープは無理でした!



いつ来ても、古く、まったしてる盛岡の街。
時間が止まってる感じもして、遠い街に迷い込んだ気もするんだなあ。


この後、帰りに花巻に寄る。。。

どっどどどどうど どどうど どどう

続きます。。。




















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台風が行く

2011-09-22 08:03:44 | 日々雑記

台風は北海道の太平洋沖に進んだ模様。。
またまた、たくさんの不安と被害を残していった。
避難勧告、避難指示の出た所がいっぱいだ。


仙台も夜になるにつれ、猛烈な暴風雨で
お庭にある、ものほし台や、よしずを飛ばされないよう
旦那が片づけてくれた。

テレビで東京の帰宅難民の人の群れを見ていて
怖くなった。

地震の後を思い出す。

こういう時、一人でいるととっても心細いものだと思う。
日頃、ケチョンケチョンに言っている旦那が
頼もしく思え、有難味を感じる時だ。

一人でいる人も、友達や家族と電話で話をしたりして
心細さを解消するのだろう。

今や、一人暮らし世帯が、家族世帯を抜いてしまったニッポン!
誰もが最後は一人暮らし。

災害や、病気の時、心細い時は
声かけあうことが、とっても大切だ。









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