毎年、11月というのが、一番ちゅうぶらりんの気持ちになる月。
秋が好きではないのに、秋のような、初冬のような日々が延々と続く感じで、
学校に行ってる時は二学期が、
働いている時は、夏休み後から11月終わりが
苦手だった私である。
12月になると、やっぱり気ぜわしくなるので、
今、この頃に、自然と一年の振り返りをしたり、来年のことがぼんやり頭に浮かんだりするのが
例年の習いのようになってきた。
来年の自室のカレンダーや、手帳も用意した。
なんといっても、今年の夏まではバタバタしていた。
数十年来のバタバタである。
やっと子どもが皆、家を出て、
なんとかうまく自活できるように気を配って、それはまだ続いているけれど、
だんだん子どもらがたくましくなってきたのも感じてきた今日この頃。
やっと、心底ぼんやりしている。
思えばいつもやることがないと気が済まないような性質ではなかった。
学生時代の私、結婚前の私。
一人の時はチマチマ手芸したり、本を読んだり、山に登ったり、一人旅に出かけたり、でなければ、ぼーっとしてる。
そのもっと前からそう。小学生の頃なんて妄想娘!
毎晩、寝床に入って、夢に描いたおうちで、今日はこんなこと、明日はあんなこと。。
一人夢ごこちで眠りについていたものだ。
現実の家族は壊れていたかもしれないけれど、
そんなことに、引きずられるのはマッピラごめん。
バラ色の妄想にふけっていたお気楽子供だ!
忙しいことも大嫌い!
今また、そんな時を過ごしたい。
長年のアクセク生活で、子どもみたいに心底ぼんやりしたり、妄想にふけったりしきれない所もあるんだけれど、
何か役に立つ事をしなければいけないんじゃないか・・とか、
いつも輝いてなければいけないんじゃないか・・とか、、
だいたい、子どものとき、そんなこと考えなかったよね。
なのに、キラキラ輝いていた。
何もしない状態でも、みんな心の中にキラキラしたものを持っているのが子どもである。
それがいいんじゃないかな。
そこに戻りたいな。。
大人になって、そんな事考える。。
そんな人達も少しはいるかな。いてもいいんじゃないかなあ。。
決まりきった、正しいようで、心に届かないものにひきずられない
これからは、そんなふうにしていきたい・・
私自身であればいい。
益々そう思う今日この頃です。
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