４月１９日・Ⅱ

真ん中の部屋で関西学院の英語を解いていると舞（11期生・京都府小学校教諭）登場。
「よお、お帰り」
「ええ・・・」
やつれ気味・・・声も心なしかしゃがれている。
「風邪ひいたんか」
「うん・・・ちょっとね」
「まあ、新しい環境に入ったばかりや・・・気づかれやろ」
「それがさあ、ちょっと聞いてくれる！」
騒がしい週末になりそうである。

中２の授業は電流電圧、今日は並列抵抗。
解説後に100問ほどの計算問題に入る。
次回は電力と熱量の予定だ。
まだまだ調練は続く。


舞は里恵と憂さ晴らしにカラオケにでも行ったのだろう。
そして征希と越知と臼井の４期生コンビは雀荘『エクセル』で午前３時まで３人打ちとか。
征希はそれから岡山に向けて出立だとか、うらやましいほどタフやね。
つまるところ、騒がしいと思った週末はアテがはずれたようだ。
あげく、里歩が「先生、お酒飲んだ？」
「飲んでへん」
「じゃあ、今日は送ってください」
こりゃ、塾から動けそうにない。

４月１９日・Ⅰ

昨夜は甚ちゃん（県職員）が姿を見せてくれた。
鏡月を飲みだしたのはいいが、早々と俺のほうがダウン。
いつものことながら、すまんこって。


前田（６期生・国士舘大学講師）から宅急便が届く。
「共同研究の調査報告書ができたので謹呈します」とある。
謹呈・・・どこをどう探しても俺には出てこないタームやな。
表題は『地方公共団体の高等教育政策に関する調査』
難しそう・・・今夜、焼酎を飲みながら読んでみようか。
さて、前田のメモ書きを見て驚嘆。
「この４月から母校（早稲田大学）の助手になりました。研究者としてのスタートラインに立った感じです」
良かったねえ。
でも、親父さんには報告したかったよなあ、崇。
これからも研鑽されたし。

追伸、崇へ。
ブログの再開を心待ちにしてるよ。


征希（４期生・カイロプラクティク自営）の治療の日。
先月は征希の結婚式があり、今日は２か月ぶりの治療だ。
「いやあ、２月のときはひどかったけどなあ。今日は健康そのものやわ」
「そんなにひどかった」
「ありゃ死にかけやったな」
「そうか、・・・生徒たちを落とし、辛いこと嫌ほどあったけど、人間って勝手やな。心を置き去りにして、身体だけが元気になりよる・・・。そうや、今日越知（４期生・旭洋勤務）が帰ってくるらしいで」
「勲ちゃんが？なんで？」
「姉ちゃんが鳥焼き屋を始めるんで、健気な弟はボランティアの手伝いやと。塾には来れるかどうか分からんけどな」
「じゃあ、あとで連絡してみますわ」

午後５時過ぎに越知登場。
さめてもおいしい！会津屋のたこ焼き持参、ありがたい。
聞けば姉ちゃんの鳥焼き屋は阿漕駅近くだとか。
開店は今月29日。
「手伝いって、メニューなんかをパソコンで作成するらしいんですけどね。さっき征ちゃん（征希）から電話があって午後11時から５時間ほど打つらしいっすよ」
「俺、聞いてへんで」
久しぶりの熱い夜になりそうだ。