大森(15期生・第三銀行勤務)がやって来た。
1階のマッツン(7期生・美容室自営)とこに予約を入れにきたとか。
やはり和輝(久居農林2年)の話になる。
寡黙な和輝が、それでも少しずつウチの塾に慣れてきていることを伝える。
昨夜も塾に着いたばかりのアキラが和輝にハッパをかけている。
アキラの口調はかなりきつかったようだ。
しかし、そういうことを言わせるのも和輝の人徳とも言えるかもしれない。
今日から風間の高3の文系数学。
生徒は祐と奈々子の二人だけ。
経営的には辛いところだ。
星哉と砂保の二人は今日も来ている。
数学から始まった前期中間試験への巡礼も、国語から英語へと戦域が広がっている。
国語は「かたち」まで終えた。
過去の橋南中の試験をさせてみたが、そこそこの仕上がり。
しかし英語はまだまだ時間がかかるようだ。
そして今日からは本格的に社会。
複数教科をコンパクトにまとめながら、反復をこなしていく。
地道な作業だ。
これを丁寧に丁寧に・・・。
成績が急激に上昇し、冗談めかしに「カンニングしたんか」と担任から言われた塾生は過去に数多くいる。
今年は星哉と砂保で、今までで最もきつい挟撃をかけるつもり。
橋本ドクターほどの見得の切り方ではないが、それでも今年度最初の俺なりの見得。
乞うご期待!