お知らせ
メール(reimei.nakayama@gmail.com)またはお電話(059-255-1123)で、れいめい塾まで『内申の件で』とご連絡ください。
陽平チャンがやって来た。
場所は23号沿い、三雲の『王将』のちょっと向こう。ハンバーグ屋の『ビンゴ』と同じ敷地内。開店は9月11日。店の名前は野菜の Bistro 「土の中の Salad」・・・
いやあ、めでたい。
鳥人間、今日は見慣れぬスーツ姿・・・院試を受けての帰りだとか。
その鳥人間こと勇太(三重大学工学部4年)、すばらしい土産を持参。
今年の鳥人間コンテストでのスタッフ勢揃いの記念写真だ。
このなかには娘のあい(23期生・三重大学教育学部2年)もいる。あいにとっては一生の記念になるプレゼント。
この写真を撮ったのは勇太の親父・・・俺の従兄弟だ。あの熱いさなかに琵琶湖まで行ったとは驚き。やっぱり俺も行きたかったね。
「先生、三角比が終わってから何度も確認試験をさせて公式や基本問題を徹底してますが、まだクリアできない生徒が何人かいます。どうしましょうか」 「かなり愚直に基本問題の徹底をさせてきたのは横目で見ていた。ここまで来ると数学を受験教科に採る意思がないとみて、次に進める。シビアに言えば、自分が人の足を引っ張っているのに気付かない。できないなら他の日に来て俺なり、誰になり聞けばいいが、その気配もない。大学受験は子どもの受験じゃないことは中3の頃から散々言ってきた。今日から前に進む。三角関数だ」 「分かりました」
高校受験の熱狂も喉元過ぎれば秋来たり・・・
今日の中3のメニューは理科の物理分野を中心に進め、最後は附属の過去の数学でしめる。
まあ、中2の密航者のお嬢などもいてスムーズに流れなかったことに加え、和(のどか・松阪高校1年)と少し話す。理系と決めた以上は俺として言っておきたいことはある。和の将来の職種の話・・・ある程度の領域を教えておいてやりたい。たとえば、食品系とか医療系とかだ。
その途中で電話・・・なんと相手は、ここ最近ウチの塾でのマイブーム。市会議員立候補の裏側で話題になってた陽平チャン(10期生)。まさかね、当の本人からで驚く。
さて陽平チャン、最近帰省してきたとかで、なんや9月にお店を開くそう、それも南郊地区に・・・そんな噂を聞いたのは盆前のこと。ニュースソースは真喜子(久居高校3年)、まさか真喜子が陽平チャンの従兄妹とは想像すらしなかった。
とりあえずで電話で話す。今日の夜にでもパンフやリーフレット持参で塾に来るそうだ。
10期生・・・亮太(光近代塗装専務)や宏樹(松阪市民病院薬剤師)、ヒマやった来んか?
今年の盆からスラムに加わったロフトの2階、ここで初めて寝た・・・真上からマージャンの様子を眺めているうちに眠り込んだようだ。結局、この盆はのべにして全部で半荘5回だけ・・・俺の体調を気遣ってくれたのだろう。まるでジャイアント馬場・・・いつしかシングルマッチは過酷だろうからと、顔見世の意味で6人タッグでお茶を濁していた晩年・・・ちょっと寂しい。
慎也(20期生・大阪大学基礎工学部4年)の夢は変わることなく、同時にそれ以外の可能性へも目が向いている。紡ぎ続けた夢、さらに新たな夢・・・夢が無限の広がりを持っていく。自分の可能性、自分の実力を信じ続けたゆえだ。
自分の今の実力はこれくらいだから、それ相応、今の実力に見合ったところに進学しよう・・・これが今の風潮だ。その意味で高度経済成長期の頃に比べると日本は豊かな国になったわけだ。しかしそれぞれの実力に見合う高校は用意されてはいても、あるいは大学が用意されてはいても、就職状況を見るとそれ相応の企業の絶対数が足らない。ことに5段階評価3から4クラスが少ない。それまでの人生を支配してきたはずの「それ相応」という宗教的価値観が、こと就職する際にはなぜか一向に働かないのも事実・・・「それ相応」より遥かに高みの企業を志望している輩が多い気がする。つまりは就職のときにだけ、高め追及なのだ。
就職活動で高め追及を狙うのならば、高校受験や大学受験から追及すべきなのだ。就職時になるとそれまでとは打って変わっての高め追及、暴牌でしかない。手作りして高い手を狙うなら、始めっから緻密に打つべきだ・・・このことをマージャンは教えてくれる。
ちなみに今日未明までの点数表がキーボードの上に置いてある・・・大典(21期生・愛知大学法学部2年)壊滅。・・・戦略がないのだ。
塾生には、自分の可能性を信じて夢に向かってほしい。夢がなければ、できるだけ高くまで飛翔すればいい。その高みからの俯瞰、様々な風景が見えるはずだ。少しでも高みへ・・・。
亜里(22期生・関西大学社会学部3年)から連絡。「ひみつの部屋」のパスワードを教える。静和学院の千葉先生からもリクエスト、教える。あんまり秘密じゃないよな。
俺がトップだったが抜けて、代わりに大典が入る。俺は中3の採点である。そこへ隆哉(13期生)がやって来る。
今日は慎也(20期生・大阪大学基礎工学部4年)のお祝い・・・院試に合格、希望していた研究ができるとか。良かったねえ。
思えば小6で入ってきた時に「将来何になりたい?」という俺の問いかけに即座に「任天堂に就職する」と言ったっけ。「そりゃなかなか難しいとこやな。東大・京大・阪大あたりの大学に行かなアカンな」と俺。「じゃあ、その大学に入るにはどこの高校に行けばいいの?」 「まあ・・・津高やな」 「じゃあ僕、津高に行くわ」
慎也にとって津高は単なる通過点、大学までの3年間を過ごすだけの場所だった。
慎也の夢はまだ続いているのか・・・慎也が初めてウチの塾にやってきてから11年だ。
おいおいおい・・・慎也の意識は続いているのか・・・眠たそう。