『 HARD & LOOSE 』 れいめい塾 津市久居

塾頭の『れいめい塾発 25時』
三重県津市久居にある学習塾『れいめい塾』の塾頭のブログです。

れいめい塾の入塾案内

2036年10月27日 00時00分00秒 | Weblog
住所:三重県津市久居野村町516-6
電話:059-255-1123
mail: reimei.nakayama@gmail.com

塾生の募集状況(2024.8.31現在)】
中学1年生 4人(月謝27,000円)
中学2年生 2人(月謝27,000円)
中学3年生 2人(月謝37,000円)
高校1年生 4人(月謝35,000円)
高校2年生 3人(月謝35,000円)
高校3年生 0人(国公立受験月謝52,000円・私立受験月謝47,000円)

浪人は高校3年生と同じですが、高校3年間をウチの塾生として過ごした生徒は、月10,000円です。

大学進学実績 
 2021〜2023年度2024年度をそれぞれご覧下さい。

入塾を希望される場合は電話かメールでご連絡ください。
2週間ほどの体験期間を設けてありますから、ご連絡の際にその期間を相談することになります。

【今年度の広告】
れいめい塾の雰囲気を知っていただくには、塾生・OBOGが寄せてくれた作文で構成されたチラシが一番だと思います。もしよかったら以下のリンクからお読みください



夏が終わり塾から脱出。新東名からどしゃ降りの雨のなか、東富士五湖道路で都留市に向かう。今年都留文科大学に入学した誠紀に会うのが目的。アパート近くのファミマで待ち合わせ、大学の真ん前の鰻屋へ。
 
北海道大学で勝負した。十分に勝算はあった。津西に普通の成績で受かった誠紀だったが、塾を続けてくれた。「北海道から太郎(ヤクルト)も未流来(医師)もいなくなってしまった。オマエが北大に行け」との俺の横着なコメント、誠紀の心のどこかに刺さったのかもしれない。高校入試と同じように愚直さを武器に北大を目指した。普通の生徒でも努力すれば旧帝まで辿りつける・・・それを具現化したかった。
 
しかし落としてしまった。成績開示を見せてもらった。文系全学部のボーダーが示されたなか、教育学部20名には漏れて27位。しかし文学部だと最低点よりは上、受かっていた。
 
受験前、誠紀には学部を変えたらどうかとネタを振ってはみた。しかし教育学部でいきたいとのこと。倍率とボーダーは生き物、どう動くか分からない。そんなことは重々承知だ、しかし・・・悔やむ。
 
誠紀は演劇部へ入ったとか、富士急ハイランドにあるホテルでバイトも始めたとか、少しずつ新しい生活に溶け込んでいる・・・しかし、そこにいるのはいつもの俺が知っている誠紀だった。できれば札幌南五条の『鮨の正本』で、松のジャンボを食わせて、はじけるような笑顔の誠紀が見たかった。誠紀を北の大地へ送り出せなかった己の無力さを嚙みしめながら鰻を頬張る。「どや、この鰻」「おいしいです」「そうか、俺なんかには上品な江戸前の鰻は合わん、下品な大阪の鰻のほうがいい」 この鰻の味、一生忘れん。誠紀、スマンかった・・・それが言いたくて来たのに、言えないままに別れる。
 
 

 
生徒も講師も俺も全てを出し切った。それでも合格させることができなかった。
俺が塾という生業から足を洗おうかと考えてしまうのはこんな時だ。
 

 

 

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