なんとか始まった大西君の授業・・・夏休みも最大のストレスやったな。
そんなときにそおっとドアが開く。
去年の名古屋れいめい会以来の安希(34期生・愛知大学経営学部2年)である。以前は一升瓶でバイトしてたが、昨日高3を連れていったら最近はシフトに入ってないとのこと。「バイト、なにか違うのしてるんか」「ええ、ドームでビールを売ってます」 いやあ、お嬢様が名古屋ドームでビールの売り子をしているとは驚きである。「どのくらい売った」「200杯以上売り上げたことがありますよ」 ・・・凄いな、確か平均で100杯ほどだ。なにせ歩合、頑張ったわけね。「じゃあ、お小遣いめっちゃ貯まったやろ」「全然」「なんでや、何に使ってるねん」「旅行かな」「誰と」「・・・ふふふ」 おいおいおい、おもろない話が始まりそうやな。
彼との写真を奥さんに見せるために検索する安希の笑顔・・・俺には見せやん表情やな。
まあ、彼の話は適当にスルーして、就職に関して話すわけだが、まったく何も準備していない・・・まあ、一番楽しい大学2年生、ほとんどの子はこんなんやろな。
はいはいはい、おざなりの笑顔をありがとう。
朝から『花香』 塾の前の道の渋滞を嫌って早めに出ると開店の20分前に着いてしまう。まあ、することは山積だ、車の中で仕事をする。8時になって入店するといつもの場所に水とお手拭きが置かれている。
高3の長い長い夏が今日終わる。オーラスは千葉大学、「20世紀最大の発見」