9/4(水)
博物館実習生のC子です。
この日は刀剣の手入れをしました。
展示されている刀もすぐに錆びてしまうことがあるので
定期的に行っているそうです。
まず刀袋から刀を抜いていきます。
このとき鞘にごみが入らないように
刀を抜いたらきちんと袋をとじます。
刀は、目釘という小さな竹の杭のようなもので
柄と刀をとめているため、目釘抜きという
小さなトンカチのような道具を使って
目釘を抜き、柄から刀を外します。
ここからようやく刀を手入れする作業にはいります。
奉書紙というものを使って刀身についている
古い油を拭って刀をきれいにしていきます。
その後、打粉(内曇り砥石を細かく粉状にしたもの)で
刀身をはたくように刀に打ち掛けていきます。
刀に掛けた打粉を奉書紙で再度拭い終わったら
刀を錆びないようにするため丁子油という油を
ネルに染み込ませ根元から刃先にかけて
ムラの無いように塗っていきます。
これで一通り手入れは終了です。
後は刀をまた柄に戻し目釘をはめ
刃先を傷つけないように鞘に納めていきます。
最後に刀袋に刀をしまい紐でしっかり縛り完了です。
今回、16本も刀の手入れをやらせてもらい
気の張る作業で最後のほうは疲れてしまい大変でしたが、
こんなに刀をさわる機会というのは実生活では
中々ないと思うので貴重な体験させてもらいました。
博物館実習生のC子です。
この日は刀剣の手入れをしました。
展示されている刀もすぐに錆びてしまうことがあるので
定期的に行っているそうです。
まず刀袋から刀を抜いていきます。
このとき鞘にごみが入らないように
刀を抜いたらきちんと袋をとじます。
刀は、目釘という小さな竹の杭のようなもので
柄と刀をとめているため、目釘抜きという
小さなトンカチのような道具を使って
目釘を抜き、柄から刀を外します。
ここからようやく刀を手入れする作業にはいります。
奉書紙というものを使って刀身についている
古い油を拭って刀をきれいにしていきます。
その後、打粉(内曇り砥石を細かく粉状にしたもの)で
刀身をはたくように刀に打ち掛けていきます。
刀に掛けた打粉を奉書紙で再度拭い終わったら
刀を錆びないようにするため丁子油という油を
ネルに染み込ませ根元から刃先にかけて
ムラの無いように塗っていきます。
これで一通り手入れは終了です。
後は刀をまた柄に戻し目釘をはめ
刃先を傷つけないように鞘に納めていきます。
最後に刀袋に刀をしまい紐でしっかり縛り完了です。
今回、16本も刀の手入れをやらせてもらい
気の張る作業で最後のほうは疲れてしまい大変でしたが、
こんなに刀をさわる機会というのは実生活では
中々ないと思うので貴重な体験させてもらいました。