こんにちは!
ニーナ・アナニアシヴィリさんが講習会で何度も注意なさった、
隠れカマ足をなおすには?
答え合わせの前に、ニーナさんがどんなモノマネをしたか、お伝えしますね!
横のタンジュで、お尻を持ち上げて、足を内向きのままで横に出したニーナさん。
「私もそうなってるかも~」と思った方も多いのでは?
でも、「なんでお尻を持ち上げたタンジュが、カマ足って言われるかわからない??」
のかも。
そのポイントは、足の形と、ターンアウト不足にあります。
日本人はO脚が多いですよね。
私の足は、パラレルで立つと両膝の間はくっつき、
両足首の間にはすき間があるので、ぱっと見るとX脚ですが、
ロンドンでピラティスの研修中、解剖学の授業で
「あなたは膝下が0脚よ」と言われ、 とてもびっくりしました。
言われてみれば、確かにヨーロッパ出身の同級生達は膝下まで真っ直ぐなのに、
私は膝下が内向きに捻れているのがわかりました。
これまで沢山の生徒さん達とレッスンさせて頂きましたが、
膝下O脚も含めると、ほとんどの人がO脚に当てはまりました。
じゃあ、O脚だとカマ足を直す事が出来ないの?
程度にもよりますが、一般的にはそんな事はありません!
日本人だけでなく、欧米のダンサーにもO脚の人は多いですし、
美脚と言われているプリマバレリーナの中にも よ~く見たら
O脚の方もいます!
じゃあ、カマ足って言われないためには、どうすればいい?
ここで、もう一度、ニーナさんのモノマネを思い出してみましょう。
「横のタンジュで、お尻を持ち上げて、足を内向きで横に出している😅」
という事は、足は横に出てはいるけども、
お尻、太モモ、スネ、足、全てが内向きになっていて、
外向きにまわしてない=「ターンアウトしてない」という事なんです。
ロイヤルバレエ団のリカルド・セルヴェラさんも、
「パラレルだと0脚が目立つけど、
しっかり全てのパーツをターンアウトすれば、
わからなくなるよ~😊」っておっしゃってました。
ジャパン・グランプリのレッスン審査でも
横のタンジュで ポジションを長くキープ、という場面を
何度か拝見しています。
横のタンジュを 横から見ると、ターンアウト、カマ足等も
とってもわかりやすいんです。
皆さんも、鏡に対して 自分の横向きの姿が映るように立って、
横のタンジュをチェックしてみて下さいね!
実はもう1つ答えがあるのですが、
長くなったので、続きます~