リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

酒泉効果の音響です(狂)

2015-11-11 22:13:03 | 2015年度冬公演『俺たちの非日常に告ぐ』
どうもお久しぶりです。音響の酒泉です。4回生の酒泉です。ずっと音響ばっかやってきた酒泉です。今回も音響やってます。で、今更ながら舞台監督も少しやらせていただきます。ほんのお手伝い程度です。
昨日は打入りでした。討入りではないです、打入りです。リツゲイは健全な、ノンバイオレンスな団体です。
宣伝物も形になってきています。小道具やら宣伝物やらいろんなものが届きつつあります。毎日ボックスに集合するのが懐かしいです。一回生との年の差とかはもう考えたくもないです。

一年ぶりの稽古場日誌です。そして最後の稽古場日誌になるんでしょうね。
昨年の僕は稽古場日誌を、覚えていただければ幸いですが、演劇から足を洗ってもいいかなと思いながら最後の言葉を書いていました。今年も今年で4年生ですし、卒論やら進路やらでそんな時間も費用も残ってないと考えていました。だから参加も迷いました。丸々一年悩み続けました。昨日の演出の言葉に「まあ傍迷惑な世代だな」と思わせるものがありました。一年前の自分も多分同じことを考えていました。だからこそ、演劇がどうたら、進路がこうたら洩らしながら何かから逃げていたのかもしれません。

……でもあれから丁度一年経って、ふと顔をあげてみると僕の目の前には仲間がいました。全員そこにいました。全く気付かなかったのかもしれません。いつからかそこにいました。
悩んだとか、忙しいからとか、働きたくないからとか、そんな言葉を並べながら僕は何かから目を背けていた。今この瞬間も何かから逃げている可能性もありますが……。あ、教授、すみません、これ書いたらやるんで……

一年のブランクが明け、僕は彼ら彼女らをもっともっと好きになりました。
そしてなにより、僕は今回のこの、彼の作品に大変感銘を受けました。

「俺たちの非日常に告ぐ」

この作品は、一見とても個人的な話のように思えました。でも違う。
「懐しい」
この言葉に惹かれていく人々にとって、この作品で語られることは普遍的なテーマになりえると僕は思います。
とてもとても大切な話だと、僕は思います。あの花やぼくなつ、三丁目の夕日、大人帝国が好きな僕がそう断言します。最近リメイクブームだからね、そういう波もあるのかもね!
※個人の評価です※


何はともあれ、いま一番楽しいのは音集めです。1年ぶり(去年は演出やらでまともにできなかったのでほぼ2年ぶり)にやり始めてもう止まらないんですよねこれが。
昨日はなんだかんだで4時間やって300曲ほど聞きました(もしタイトルとかに誤字があれば疲労の現れです。できる限り日本語を書いています。)。もちろん提出したのは全部でなく、その2割程度です。このあとガンガン切られます。でもその先にある採用された喜び。これを糧にこれから2週間頑張ります。あ、教授、すみません、早めに寝ますから……
今回は役者でなく、音響オペレーターをします。最初に挑んだ公演でもオペをしていたので感慨深いものがあります。僕にとってのステージは舞台ではなくオペ室なのかもしれないです。そして同期の仲間と同じくらい共に頑張り、もしかしたら同じくらい大好きな機材ともこれでお別れです。こいつにも本当に沢山お世話になりましたし、逆に沢山迷惑かけられました(笑)

劇団立命芸術劇場2015年度冬公演「俺たちの非日常に告ぐ」
本番は12月の第一週末の三日間、計五ステージです。
最高の音をこの手で皆様にお届けいたします。是非、ご観劇にいらしてください。
ブランク明けで多少弱っているこの体ながらも、何度かの挫折を乗り越えつつ、いまこの公演に真正面から挑み、彼らと創り上げていきたいと思います。

音響の酒泉郁でした。文面が長いのはここまでくるとやはり仕様(性分)ですね。
寂しいですがいつかはホントの終わり来るものです。これでホントに終わりです。
では、御機嫌よう。××
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俺たちの非日常に告ぐ!肉を焼け!

2015-11-11 11:14:03 | 2015年度冬公演『俺たちの非日常に告ぐ』


こんばんは。
みなさんお久しぶりです、はじめての方、どうも!

4回生の葛山陽平です。
去年の卒団公演『なるべく派手な服を着る』から一年。帰ってきました、リツゲイに。

今公演では、なんと作・演出そして宣伝美術で参加しております!(出演も…します…)
そして今日はその打ち入りでございました。
乾杯の音頭が下手な私ですが、みんなでヤキニク。肉だ肉だ。
お腹いっぱい食べて、士気を高めてきましたよ。

さて我々4回生、韓国から応援している彼も含めると全員参加しております。
全員!みんなリツゲイに帰ってきた!
我々、この公演を以て、リツゲイとはサヨナラなわけです。
だからでしょうか、みんな卒論や資格や残った単位と戦いながら、頑張ってくれています。

後輩たちが作ってきたリツゲイ。我々が作っていたリツゲイ。
ちょっと違いますが、それも面白いです。

今の4回生は、先輩に迷惑をかけ、後輩を邪険に扱い、我々同士でも揉めに揉め、まあ、良くない世代でしたね!(笑)
リツゲイでの3年間、特に後輩ができてから、大変でした。
頑張ろうとしたことが裏目に出て、つい愚痴をこぼしてしまったり。
多分、全員が全員を嫌いになったことあると思います。僕はあります(笑)
そして、成長なんてものは意外にしません。そのまんまです。

でも、戻ってきたんですね。不思議です。
みんな一応ここが居場所になってたんですね。
だから、これまでのことなんかリセットして、1か月で最高に素敵なものを作りたいって思ってます。
一緒にやってくれる後輩たちは心配してくれてますが、ちょっとぐらいは無理をします。楽しむためにね。


今回僕が書いたお話は秘密基地が舞台です。
子どものような大人たちの話です。
子どもと大人の中間みたいな、めんどくさい存在の大学生が、力を合わせて作ります。
きっと笑ってもらえると思います。


12月3~5日です。『俺たちの非日常に告ぐ』、お時間は1時間ほどの予定。無料で観られますよ!ぜひ!
コメント (1)
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