こんばんは。最近は衣装小道具一本になってきました、三回生霜田です。
後輩が一個前の記事でいいこと書いていたのでハードルあがりました。うーん、何を書こう。難しい。そもそもあまり、こういう場で文章を書くのは得意ではありません。
しかし、リツゲイで3年目、最後の夏を迎えました。演劇を始めて6年目の夏です。1年目の夏は憧れの人と演劇できる喜びに満ちていて、2年目の夏は同期とぶつかりあって後輩相手にきょどって、3年目の夏は少し演劇から離れて、4年目の夏は新しい環境にわくわくで、5年目の夏は先輩としては不甲斐なく後輩にしても未熟で。それで、6年目。思えば遠くにきたものだ。
6年目がどういう年になるのか。もう既に引退して、卒業後の進路にひいひい言ってるであろう来年の私が、この夏を回想してどう思うのか。それはまだわかりません。けれど、いい夏になるといいなと思います。なると思います。だって、演劇って、楽しいですから。基本的に。
私が演劇をはじめたのは、高校の先輩が行っていた部活動紹介で一目惚れしたからでした。視力が悪かったので壇上に立つ彼女の顔なんてわからなくて、「背の高い声が素敵な女の人」という印象しか持っていませんでした。それでも、その人と演劇がしたくて、演劇部に入りました。当時は同好会でしたけれども!
その人はいま、女優になるべくコンクリートジャングルで研鑽を積んでいて、私は一生その人のファンであろうと心に決めています。同時に、その人が教えてくれた演劇を、嫌いにならないことも決めています。嫌いになってしまったら、何だか色んなものが色あせていくようで。
同じ演劇部の同期の多くは、卒業後に「演じる」職業を目指しました。演劇を嫌いになりたくない、続けていたいと思うのは、そんな彼ら彼女らとの思い出を、継続させたいからかもしれません。置いて行かれたくないだけ、ともいう。
まあとにかく、演劇によって色んな人と縁があったなと思うので、演劇のことは好きです。それでもって、好きなことをやってる時は大体楽しいです。
夏公演は、そんな楽しいって気持ちを、いつも呼び覚ましてくれているような気がします。夏マジック。枯れた女子大生も青春的な気持ちに浸れる。素敵。
こんなに書くつもりはなかったのに長くなりました。
タイトルは最近よく聴いているYUIの『Summer Song』。きらきらしていて好きです。青春したい。いやもう年齢的に大分ギリだから、今年の夏こそは。とりあえず、海に行きたいですね。読んでる方も、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。ただし日本海はだめだ、太平洋の海に行くんだ。富山県民からの忠告(色気より食い気なら日本海もおすすめ)。でもその前に、小ホールに来てくれたら、たぶん、とっても嬉しいです。
こんなところで。さらば!