リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

最初タイトル付け忘れたとかそんなことはなかった。

2014-11-17 23:41:57 | 2014年度冬公演
こんばんは。
今公演では照明、衣装小道具として参加しています、霜田菜月です。
ちなみに小道具チーフです。同回ではチーフ一番乗り!
責任ある立場、ということでかなりドキドキしています。反面、それが程よい刺激にもなって、日々頑張ろうって気持ちにも繋がったりもしてるので、私って単純だなぁと思います。

それと!なんと!
リツゲイにまたまた新入団員です!
今公演の少し前に入団し、先日、衣装小道具に入ってくれました。
気になるニューフェイスはそのうち稽古場日誌に現れる、あるいは他の方が詳しく説明してくださると思うので今は書きませんが、私としてはいしょこに入ってくれて嬉しいと言うしかありません。
もう一回生いしょこぼっちじゃない。うれしい…!

そんなわけで、今回は衣装チーフのwmiさんとのダブルチーフ、そしてニューフェイスの3人でいしょこってます。
前回ほどのいしょこ修羅場は中々ないだろうと思っていたのに、今回は前回以上に衣装・小道具それぞれ大変です。だからこそ、やりがいもあります。
公演をご覧になる際は、そこも合わせてお楽しみいただければ幸いです。


話は変わりますが、最近舞台班のお手伝いによく行くようにしています。
楽しいからです。色々理由はありますが、一番の理由はそれです。作業場と舞台作業、楽しいです。とても!

今日はパネルの枠組みにベニヤを張る作業を一気にわーってしました。
舞台作業でベニヤ張りが一番好きです。無心にとんかんやれます。
段々ベニヤの向こうの枠や補強材の位置が掴めるようになってきて、私すごくねって調子に乗っていたら失敗しました。よくあることです。ちゃんと修正したので問題はないはずです。
途中、現場監督ジャンボの粋な計らいに感激しつつ(ジャンボ、ミルクティーありがとう。)、楽しく作業していました。

作業しながら、ふと、どうして私は舞台作業、ひいては大工仕事が好きなんだろう、と考えました。
それは多分、両親の影響なのだろうなと思います。
私の両親は、父も母もリツゲイの舞台班に勝るとも劣らぬ大工技術を持っていて、実家には手作りの本棚や食器棚、チェスト、机、椅子などがあります。犬小屋や猫小屋も自作していました。
小さい頃によく、ホームセンターに一緒に材を買いにいって、ホームセンターのおじさんが機械で材をカットするのを見ていた覚えもあります。
私がおやつを食べてる横で、あるいはゲームをしている横で、またまたあるいは一緒に、とんかん日曜大工をやっていました。
そういう経験が、あるいは思い出があるから、私は舞台作業が好きなのだと思います。
なのに何で照明といしょこやってんだ、と思うかもしれませんが、父は実家の照明になみなみならぬこだわりを発揮して自分で設置する程度には照明機材に詳しいですし、母は自分で服を縫うくらいには服が好きです。
そう考えると、照明といしょこはなるべくしてなったのかな、とも考えたりします。

ともかくとして。
今回の劇は家族の話です。素敵な『家族』の話です。
だからか、よく家族のことを考えてしまいます。
仕事が忙しい両親だったので、過ごした期間は決して長くないのに、影響って受けるものなんだな、とか。ちょっとくすぐったく思います。
そんな風に、自分の『家族』がちょっと恋しくなるような、素敵なお話しです。
四回生と一緒に打てる、このメンバーでは最初で最後の公演。
悔いが残らないように、寂しくても笑えるように、がんばっています。
ぜひご観劇していただけたらな、と思います。

少々長くなりました。
冬公演は12月11日、12日、13日です。小ホールにて、お待ちしております。
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あくまで個人的な話

2014-11-14 22:11:33 | 2014年度冬公演
こんにちは。2回生の山戸麻紗子です。
今回は情宣、舞監、役者をしております。

準備は着々と進んでおります。ビラ、チケットが到着し、三角立の製作に取り掛かったり、ビラ貼りもスタートしました。
本日スタッフ会議だったのですが、他の部署も順調に動いているようです。


前回公演ではどうしようもなく家族、からスタートする話でしたが、今回はまた少し違った、またまた家族の物語になっています。
そもそも家族ってなんで家族じゃなきゃだめなの……という問いかなあ…


ところで、私には自慢できることが一つだけあって、誤解をかえりみずにいうと
それは、今までしてきたことは全部自分のためにしたことだ、と胸を張って言えることです。
あと、嫌いな言葉は「あなたのために」とか「みんなのために」です。
だって、自分が気持ちよくなるためだけの優しさなんて嫌だわ……

で、そのせいでいろんな人に、というか、私の周りにいる人にはほぼ全員、迷惑をかけることがあります。
だけど驚くべきことに、信じられないほどの優しさをもらうことが度々ありました。私の嫌いな何かして”あげる”というのではなく優しさとしか言いようのない「気持ち」をもらう、というあの体験は多分一生忘れないと思います。

アンパンマンが自分の顔を子供に食べさせてあげるみたいな、そういう優しさの本当にあることを知ってから
この台本に出会えたのはなんか、運命でしょうかと密かに感動しています。

私にはあるはずのない母性を、皆さんに頂いている優しさを、
情熱に変えて、ほんの一瞬だけ全身に身にまとってお目にかかることが、果たして私にできるでしょうか……

ということを、他の人の場回しを見ながらぼーーーっと考えていました。


あんまり語るのはあれだから、止めます。
とにかく素敵な物語です。きっと皆さんにもどこかに自分と重ねあわせて、最後はじんとなるような体験をしてもらえることを願っています。

公演は12月11・12・13日です。
ご来場をお待ちしております。
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I wanna say something 2 all my homies!

2014-11-13 22:20:38 | 2014年度冬公演
こんばんは(*^^*)
本日の担当は、法学部1回生の長澤茉梨乃です。
冬公演には、役者と制作として参加しております。


寒さが身に染みる季節になってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
この日誌を頭をフル回転させて書いている私は暑いと感じるほどです。
今回、久しぶりにリツゲイに帰ってこられている4回生の先輩方のユーモアと、期待のニューフェイスの文才に圧倒されて、瀕死状態の私…
光陰矢の如し、フレッシュさだけを武器に、色々なことでお目こぼしにあずかっていた私も、晴れて(?)オールドフェイスの仲間入りなのでしょうか。
BOXでの態度ばかりが大きくならないように、気を引き締めなければと思う毎日です。


さて、本日で稽古は4日目を迎えました。
今日は、私の中で山場となっているシーンの場回しに初めて臨み、今後の課題が見つかりました。
今回私が演じる役は、私にとってひとつの挑戦になると感じています。
表面に見える部分が、普段の私とはかなり違った雰囲気を持つ人物だと思うからです。
ただ、私にとって、とても共感しやすいところもあるので、それを手掛かりに、自分と役との距離を縮めていけたらいいなと思います!


制作のお仕事の方も、制作チェックが順調に進んでいて、毎日少しずつ本番に近づいていることを実感します。
また、今公演では初めて会計を担当していたり、各部署のチーフが集まる会議を見学したりと、新たにたくさんのことを先輩方から教えていただいているので、とても充実しています。


短い公演期間ではありますが、稽古やスタッフ作業での日々の気づきを大切にして、先輩方の背中を一生懸命追いかける時間にしたいと思います。
12月11日~13日、ぜひ会場でお会いしましょう!
心よりお待ちしております(*´ω`*)
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【オーバー…】どうも初めまして、瓜坂です【ウェットハンドッ‼】

2014-11-12 22:22:51 | 2014年度冬公演
皆様初めまして。秋からリツゲイ新メンバーとなったニューフェイス、瓜坂と申すものです。
本当であれば昨日稽古場日誌を書かせていただく予定だったのですが、練習が終わった後気が付きました。
「あ、やべ。稽古場日誌書き方知らね」
といった具合で今日に変わってしまいました。まことに申しわけありませんでした。

上にもある通り、まだ何も分かってない状態です。まっさらです。
赤子同然の私に皆様の温かい、なんだろ、なんかこうアレを期待しています。

そう、赤子。赤子、赤子…。

赤子といえば今回の冬公演です。
なにが「といえば」なのかは是非その目でお確かめになってください。

というわけで、あらためまして本公演で役者やらなんやらをさせていただく瓜坂です。
一応主人公という大役を務めさせていただきます。
毎日手から汗が止まりません。かっこよく言えば

 《オーバーウェットハンドッ‼(大手汗かき)》

てなもんです。もうすでに台本がボロボロです。
それでも頑張って練習、スタッフワークに臨みたいと思います。

ちなみ現在風邪をひいて絶望的な鼻声です。


《オーバーウェットハンドッ‼ 
       (大丈夫か、俺‼)》

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【こいつじゃなかった】お待たせしました、鈴木です【あいつがよかった】

2014-11-11 22:02:51 | 2014年度冬公演
皆様に残念なお知らせを申し上げます。
先日本公演の演出の真鍋がお伝えした情報に誤りがございました。
本日の稽古場日誌を担当するのは期待のニューフェイスではなく、鈴木でございます。
皆様には多大なるご迷惑をおかけしたことを、ここに深くお詫びいたします。



お久しぶりです。本公演で役者および舞台監督を担当しております、鈴木です。

公演は順当に進行しております。昨日は皆さんで打ち入りをしてきました。
リツゲイからは久しく離れていたのですが、皆さんとの距離を少しでも縮めることができたのではと思います。
後は練習の時のブランクをなくすことができればいうことはないのですが…
久しぶりの呼吸練習は、やっぱり慣れず、後れを取ることもあるのが少々悔しいところです。
筋トレも久々にやると大変ですね!
今回私の役はなんだか少々体力派なので、基礎体力作りをがんばるのがとりあえずの目標です。

スタッフワークも、久しぶりにやって楽しく過ごしてます。
今回は舞台監督がたくさんおりまして、みんなでわいわいやっています。
自分もおいて行かれないように頑張ります!

以上、鈴木でした。これからよろしくお願いします。
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私のホームグラウンドはリツゲイです

2014-11-10 23:29:35 | 2014年度冬公演

どうもどうもどうもどうも、こんばちは。
お久しぶりの方はお久しぶりです!!
真鍋です。英語で言うとトゥルーパンでございます。パチモンのピーターパンみたいすね。

あれ?お前去年くらいに卒団しなかった?何?乗っ取り?テロ?という声があるかと思います(あるかなあ)。
それもそのはず、今回の冬公演は、昨年10月に卒団した4回生がカムバックして後輩たちとトゥゲザーしながら、
ベリーハッピーな公演をメイキングしていくという公演なのです!
はい拍手、そこのユーもトゥゲザーしてハンドクラップ!
(関係ないけど「はんどくらっぷ」で変換したら「判読ラップ」って出た)

是非是非、4回生を覚えていらっしゃるお客様は、生温かい目で楽しんでいただけたら、と思います。

さて私、冬公演の稽古場日誌トップバッターということで、なんと演出でございます。
最初で最後、演出という大役をエイヤッと果たしあげて(予定)本当にリツゲイとはバイバイです。
毎日、あーあれも決めなきゃこれも決めなきゃ、おおああ演出チェックううん、
○○会議?…っふ、初めて聞いたわい、ほおあああこの役の着替え超忙しいどうにかせなああ、
入稿!がんばれ!バイト中だごめんなさい!腹切ります、ソツロンオイシイ、ワークショップ何しようかうぬぬぬぬ、
あらすじ修正したいごめんねあばばばばb、あ予算はいつも通りで、etc...
久々のリツゲイに慣れる間もなく、怒涛の如きあっぱらぱーでアメイジングな日々を送っていますです。

でもね、私事ですが、毎日、超楽しい!
もうね、9時間バイトした後に疲労が逆転してテンションMAXでレッドブル片手に二コ動で大爆笑している午前3時、みたいな勢いです。
この勢いを、お客様と一緒に共有できるようなお芝居にできたらなあと考えています!
是非、このトゥルーパンめにあなたと時間を共にする機会をお与えください。

さて、今回の公演はリツゲイではおなじみ(?)「家族」がテーマです。
しかし、登場人物の誰一人「家族」という括りでは繋がっておらず、舞台はシェアハウスという中々特殊な状況です。
そこでどうやって魅せていくか、演出と役者の腕の見せ所です。
馬車馬の如く、角砂糖をなめなめヒヒヒンと嘶いてぱっぱかぱっぱかと稽古場や部室を駆け回り頑張ります!ばひひひひ。

明日の担当は、期待のニューフェイスです。
どんな味を出してくれるのでしょうか!期待!刮目!傾聴!

劇団立命芸術劇場2014年度冬公演
第24回テアトロ新人戯曲賞佳作受賞作品
「My Home=home ground」(マイホームグラウンド)
始動しております!
ご来場、お待ちしております!
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くだらないは無し

2014-11-04 21:29:15 | 2014年度卒団公演
みなさんこんにちは。リツゲイこと劇団立命芸術劇場です!リツゲイです!!


三度の書き込み失礼いたします。3回生の酒泉です。
劇団立命芸術劇場2014年度卒団公演「なるべく派手な服を着る」、全ステージ終了を迎え無事終了致しました。ご観劇くださった皆様、ここまでリツゲイを応援してくださった皆様、並びにOB・OGの先輩方、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

2012年度にリツゲイの扉を叩いてから2年の月日が経ちました。2014年度の卒団公演なんて遠くて近い「未来」のことであったことは僕自身にとって、ついこの前まで感じていたことでした。初めて演劇を始めたことによる出会いだけでなく、ここリツゲイだからこそ出会えたものは数知れません。喜怒哀楽。ずいぶんと豊かな出会いでした。本当に価値のある2年間を送ることが出来ました。リツゲイと、そしてリツゲイのみんなとの出会いには大きな御恩を感じます。

今回、土田英生先生の御作品である「なるべく派手な服を着る」を上演いたしました。いかがだったでしょうか。多くのお客様からお褒めの御言葉をいただきまして、我々といたしましては大感激です、ありがとうございました。
家族といった強いようで脆くそれでいて愛着のある絆を、大きな主題として演出したつもりです。絶対に欠くことのできない、無駄のない個性あふれるキャラクターにも、全員に愛着ある演出をつけました。全員にその人間性と、僕なりの表現を感情レベルで加えさせていただきました。僕の注文だけでなく役者の方の技量も大いにあってのことですが、それらをお楽しみいただけていたら幸いです。そしてこんな素敵な作品をお書きになられた土田英生先生と当作品に出会えたことに、この場で深く御礼申し上げます。ありがとうございました。

また一つ公演が終わり、僕達3回生は現役から退き、僕達の現役のリツゲイ生活は終わりを迎えるわけです。でもこの公演が確かにあったこと、確かにみんなでやってきたこと、それだけはずっと僕の記憶の中に在り続けます。
そしてリツゲイを応援してくださってきた皆様、どうかこれからも劇団立命芸術劇場へのご声援よろしくお願いいたします。リツゲイをもっともっと好きになってくださること。それが今回演出として皆様に舞台をお届けした責任であり、リツゲイへの最後の恩返しです。どうかリツゲイをよろしくお願いいたします。

最後に、
1ヶ月間本当に頑張ってきた団員のみんなに感謝の念を。ありがとう。
2年間共に力を合わせてきた李、上田、内田、葛山、新城、住野、蛯内、前川、毎原の3回生と、それまで協力してくれたみんなに感謝御礼を。ありがとう。
2年間僕に大きなおかしさ、くだらなさ、楽しさ、勇気、居場所を提供してくれたリツゲイに深く感謝を。いままでありがとうございました!


以上、リツゲイでした!!
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