好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その51)

2024-09-15 | TVアニメ版『シティーハンター』雑感
『史上最強の敵!!獠と香のラストマッチ』(後編)
(ロードス三兄弟編)

前編を忘れ、後編冒頭のあらすじから脳内補完して仕切り直せば楽しめた。
レギュラーキャラ全員をある程度活躍させようというスタッフの努力は買いたい。

・監禁場所で、「早く助けに来て」と、しおらしくつぶやく香。
完全に囚われの姫君である。
それなのに、男装姿なのがしまらない。
何でわざわざ服を戻した?スタッフよ。

・獠に警告するバーマスター。
第1話の店の人なのだろう、が、カクテルXYZが、今回は何故か透明。現実準拠。
アニメでの前の時は赤かったのに。
色が違うと意味が変わるんだろうか、この世界では。

・原作より先んじて、槇村アニキの墓場が登場。
西洋墓地なのは正解だが、刻印が名字しかない。

・「飛んで火に入る夏の虫だな、冴羽。お前はもう袋のネズミだ」。
絵に描いたような決まり文句を外国人が言う。
使いたかったのかな?

・今の自分は本気だと、どシリアスに語る獠。
どこかでギャグ顔になるんじゃないかと思った私。
ここに限らず、今回の獠は、普段の言動とあまり一致していない印象を受ける。
本来は、(三の線をはじめ)アンチヒーロー気質のはずが、正統派バトルヒーローになっている。

・眉間を撃たれても台詞を言った敵。
本当に人類か?

・船での戦い。
防弾ガラス越しに、決闘する獠と、それを見せられる香。
原作の海原編とほぼ同じ構図。

・弾の速度が、長距離の矢じり並みに遅くなる。
バトルもののお約束か。

・海坊主の目に留まった途端、彼に撃ち落とされる、敵幹部のヘリ。これも様式美。

・「これまでか……」と、脱出できる可能性を完全に諦めてる獠。
直後、船爆破の中途で、ガラス以外の隔壁が破壊され海とつながる。

・全体を見返すと、最終回と言うより、放送枠移動にあたってのスペシャル版という印象。

それでは。また次回。