『薔薇の名前(下巻)』(byウンベルト=エーコ)、読了。
(上巻の感想はこちら)
後半の1冊読むだけで1週間。
その1冊だけでも、更に二人死に、
二人が異端審問で犯人としてしょっ引かれ、
あと上巻最後の女も火炙り確定という鬱展開。
そんな重苦しい私の気持ちを吹き飛ばしてくれたのが、
最後の犯人が明かされてからのカタストロフィだった。
空調完備の迷宮図書館の壮絶な末路は、
まさに地獄と呼ぶに相応しい。
特に本好きとしては想像するのも恐ろしい。
……だったのに。
解説文で、気分が台無しになった。
解説の訴える読み方をしないと
「壮大な仕掛けの〈慰め(と書いて「エンターテインメント」とルビ)文学〉に転落」
すると言い切られて。
物語は全て、楽しめる娯楽だと考えてる私には、
これを読む資格がないんだろうか……?
それでは。また次回。
(上巻の感想はこちら)
後半の1冊読むだけで1週間。
その1冊だけでも、更に二人死に、
二人が異端審問で犯人としてしょっ引かれ、
あと上巻最後の女も火炙り確定という鬱展開。
そんな重苦しい私の気持ちを吹き飛ばしてくれたのが、
最後の犯人が明かされてからのカタストロフィだった。
空調完備の迷宮図書館の壮絶な末路は、
まさに地獄と呼ぶに相応しい。
特に本好きとしては想像するのも恐ろしい。
……だったのに。
解説文で、気分が台無しになった。
解説の訴える読み方をしないと
「壮大な仕掛けの〈慰め(と書いて「エンターテインメント」とルビ)文学〉に転落」
すると言い切られて。
物語は全て、楽しめる娯楽だと考えてる私には、
これを読む資格がないんだろうか……?
それでは。また次回。