桜の木

日常のあれこれ
お出掛けや、ちょっとだけ演劇の事など

戦場のピアニスト

2020年02月10日 | 感想
最近映画続きで

先日テレビで放送した映画
「戦場のピアニスト」
何かと用事がある上に大作にて
1日では見終わらず2日にまたがっての鑑賞
そこが録画されたものを見るに最高の利点


ナチスのホロスコープを生き抜いた
ピアニストの半生
主役俳優の入れ替えなしでのピアノ演奏は圧巻である

実話であり 人間の愚かさと、その時代ユダヤ人として生まれた故に、辿らなくてはならない残酷な運命
不気味にじわじわと迫害が進む
歩道を歩くな 側溝を歩け
ユダヤ人入店禁止のカフェ
住む場所も一箇所の狭い地域に集められ
そうして‥
逃げ惑うユダヤ人をゲームの様に後ろから何の躊躇も無く撃ち殺す
沢山の死体をまとめて火をつけ燃やす様は地獄絵だ

主人公が誰もいない廃墟の中で隠れ潜んで居た時
ドイツ軍将校に見つかってしまう
ピアニストであった事を伝えると
その廃墟にあったピアノで演奏をさせる
素晴らしい奏者を将校は見逃すだくでなく食料の差し入れまでしてくれる
彼は生かされた
彼がその後の人生を生きる事が出来たのはドイツ人将校の存在なくしてあり得なかったであろう


シュピルマン役のエイドリアンプロディ
美しく悲壮感のあるショパンの名曲が耳に残る


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