桜の木

日常のあれこれ
お出掛けや、ちょっとだけ演劇の事など

花粉と映画と母の香り

2022年03月20日 | 感想
今年も花粉の季節
鼻が辛いし目も痒く‥‥
薬でかなり症状は抑えられているが
それでも辛い
ゴーグルにN95防護マスクの着用時は本当‥‥トホホだ
目が痒い時は点眼薬をさす訳にいかず、顔全体と言うか瞼を思い切り開閉しながらの眼輪筋エクササイズ

鼻がやや詰まっているところに高性能のマスク故息苦しいが
あってはならない採血中のくしゃみ。
針先を外してしまうなんて大の御法度
何がな何でもくしゃみを抑える!
息を止める
鼻腔もぐーっと内側から抑え緊張状態にする
後は気合い
ナース人生で、どんなにくしゃみが出そうでも、これでず〜っと制御して来た


そんな私を癒してくれるアニメーション2本❤️

以前から気になっていたものがプライムにアップされていた
ジーーンと心に沁みる「つみきのいえ」
そして楽しい「大家さんと僕」

「つみきのいえ」は2008年に発表された加藤久仁生監督による日本の短編アニメーション映画
アメリカのアカデミー賞で短編アニメーション賞を受賞した作品
あらすじは‥‥
海面が上昇したことで水没しつつある街に一人残り、まるで「積木」を積んだかのような家に暮らしている老人がいた。彼は海面が上昇するたびに、上へ上へと家を建て増しすることで難をしのぎつつも穏やかに暮らしていた。ある日、彼はお気に入りのパイプを海中へと落としてしまう。パイプを拾うために彼はダイビングスーツを着込んで海の中へと潜っていくが、その内に彼はかつて共に暮らしていた家族との思い出を回想していく
物寂しさもあるが素晴らしい作品に思う

そしてもう一つの
「大家さんと僕」のアニメーション
カラテカ のやべさんと大家さんとの何気ない日常を描いた作品
大家さんが、それはそれは可愛らしい
声優さんは「ちびまる子ちゃん」のお婆ちゃんと同じ方?
可愛い‥‥。
おっとりマイペースなところが少々母とオーバーラップしてしまい目頭が熱くなる


今年も沈丁花の花が咲いた
とても良い香り
父は母をフリージアの花の香りの人だと言う
でも、私の中での母は沈丁花の香りなのだ

お彼岸に入りいつも以上に母を想う
ある人が言ってくれた
「お母様は、きっとあちらの世界でも沢山の人に囲まれて楽しく過ごされてますよ」と
だったら嬉しい
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