医療ドラマも
数年前に放送された「透明のゆりかご」
ドキドキするストーリーから
絶対有り得ないから(笑)とツッコミたくなるものまで‥‥
その中で良かったなぁと思うのは
産婦人科クリニックでの新人ナースの成長と
彼女を取り巻くドクターやスタッフ
そして妊娠、出産を巡るあれこれ
とても繊細に感情が描かれていていた
そして今シーズン始まった
「お別れホスピタル」
私自身、産婦人科、終末期医療の緩和ケア病棟は実習経験はあっても実際にしっかりと勤務した事は無い
総合病院なのでひと通りは経験しても
結婚してからはクリニック勤務で循環器科ひと筋
なので、あーだこーだと批評出来る立場じゃ無いけど
でも、よくある医療ドラマの派手さは無いが、だからなのか逆に、とてもリアルに感じる
だってドラマの救命救急24時
実際に技術の素晴らしいドクターは勿論いらっしゃるし見て来たが、あれは‥‥と思ってしまう
いたら良いな〜進藤先生
なんてドラマだからケチつけるなら見るなって話よね
はじめて亡くなった方を実際見たのは親族では無く患者さんだった
その時の事は今でも鮮明に憶えている
自分が夜勤の時にも亡くなる方は勿論いらしたし、その中には幼い子もいた
一人一人バックグランドがあり
生きて来たストーリーがあり、
また入院され拘らせて頂いた時間があり
どんなにお見送りしても慣れるものではなかった
代々教職に就いている家系で
親戚に医師は何人かいても看護師を志し、その職種に就いている人間が誰も居なかったせいもあり
親からしたら未知の世界
体と心が壊れないかとか
昔の看護師の偏ったイメージがあったりと
色々不安要素ばかりだったのだろう
大反対され、その中で覚悟を決め受験勉強も必死に頑張り何とか1人前?ナースになれた
その中で成長して行く娘の姿を見て
反対したのが嘘の様に、とてもとても応援してくれた
一切愚痴は言わなかったが、やはり親、子どもがどんな状態なのか話さなくても察してくれていた様に思う
今の自分があるのは
患者さんのお陰
ナースの先輩方、励まし合った同期
そして家族のお陰
感謝
私の代から家系が教職では無く医療職に変わった
甥っ子に甥っ子のお嫁さん
そして、今頑張っている息子
何だかとても嬉しい
私の選択は間違ってなかったと思える
残り少ないナース人生
今は本当に、月に数度の
たまーーーにナースな私
最前線で管理職な同期もいれば
私みたいなナースも
働き方、歩みは色々
私なりに
頑張っていこっ❣️