今の私を見て母はどう思うだろうか。
「りこちゃんは、りこちゃんこままでいいんだよ。
明るくて前向きでしっかりしてて…」って
そんな言葉でいつも褒めてくれていた。
そんな事ない私。変なところで頑固ですぐ凹んだりするし、おだてられるとすぐ調子乗っちゃうし
そんな私なのに
「りこちゃんがいてくれて本当に良かった」って。
「りこちゃん、あなたが生き甲斐だよ」って。
どんな時も私の味方でいてくれた。
姉と父、私と母。
そんな感じだった。
病気になり死期が近くなった時でさえも
「りこちゃん、りこちゃん、あんたは仕事もあるんだし家庭もあるのだから家に早くかえって。パパも◯◯(息子の名前)も待ってるんだからね。体、気をつけてね。お母さんはそれが心配。
お父さんだってお姉ちゃんだって、仕事してないんだし、りこちゃんに何でも甘えてのんびりしてるんだから、あなたは自分の体は自分で守らなきゃ駄目なんだよ。
いくらだって甘えてくるんだからね。」って。
最後まで本当の最後まで
私の事を想い私のの家族のことを気に掛けてくれて、いつも自信を持たせてくれた。
苦しいのに苦しいと最後まで言わなくて
我慢しなくて良いんだよっていくら言っても「大丈夫、大丈夫だよ」って。
痰が溜まって吸引してもらう時も
朦朧とした中でも必ずナースに「ありがとうございました」って言う母。
そんな気を使わなくても良いのに…と。
大好きな母のそばに居たくて完全看護の病院であっても、付添いをさせてもらい、夜も共にした。病室から仕事に行き、オットの協力あったからこそ、またできて事。
父も姉も「私たちは何かあっても分からないから…宜しくね」と。
最後の時は夜勤のナースの皆さんも涙を流してくれて……。
本来は患者さんが亡くなった場合、涙を流すと、こちらに非があっての涙と取られる場合もあるから感情をコントロールするよう昔、先輩ナースい言われた事があったが、
「とてもら可愛らしくて素敵なお母様でしたよね」と涙を流されたナースの姿に母は皆んな愛されていたんだなあーと悲しい中にも嬉しかった。
今までブログには細く記して無かった母の最後。
あるリンクして下さっている方のお父様の最後の時と私の母の最後が、本当にあまりにもそっくりで…
拝読させて頂き、とたも素晴らしいお父様で、お父様はお嬢さんであるその方を、とても愛してらしたのだな…と。
最近心身共にどうも不調で
凹みがちだったのだが、
跳ね返す気持ちで「ケ・セラ・セラ」で生きて行こうと改めて思うと共に元気をもらった。
そうだ
あの世の母に心配かけないように
「大丈夫だよ、お母さん。安心してね」
そしてこの想いを気付かせて下さった
お友だち登録して下さっているその方に
心からお礼を言いたい。
有難うございました