飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

本当の友達とは

2023年06月03日 08時21分52秒 | 道徳科
道徳の授業で友情を扱う。
子どもたちに本当に友情とは何かを考えさせる。
子どもたちからは、仲良くすること、相手を理解すること、助け合うことなどが出てくる。
どれも友情に大切な考え方だ。
しかし、授業では認識を豊かにしたり、これまでとは違う価値観に気づかせることも重要である。
話し合いの中で、少数派で大勢とは異なる価値観を話す子もいる。
そうでない場合には、教師が切り返しや問い返しをしながら深めていくことも考えられる。

通常、道徳に最後には教師の何らかの働きかけある。
説話であったり、詩の紹介であったり、形式は様々だ。
友情について話し合ったあといつも子どもたちに紹介する詩がある。
こんな詩だ。

よい友情とは
(対等)な関係のことです。
やいたいことを
(いっしょに)決められる。
なんでも(平等)に
わかちあることができる。
おたがいに(信頼)しあえる。
どんな問題も、(力を出し合って)
いっしょに乗り越えられる。
いいときも悪いときも、(たより)あえる。
それぞれが
ほかに(友だち)をもっている。

この詩を、カッコの部分を抜いて子どもたちに予想させて授業を終える。
私が言いたいのは最後の一文だ。

本当の友情とは。
「それぞれがほかに友達をもっている」
この考え方こそ、いちばん大切だと子どもたちに理解してほしい。

「千人の友を持つ者は、一人の友もいないのも同じ」
「真面目とは、実行することだ。」夏目漱石
「人は得ることで生活を立て、人は与えることで人生をつくっていく。」ヘンリー。ランドワース
「うまくいかなかったときは、残念賞がもらえる。うまくいったときの賞品よりも、いいものがもらえる。」

saitani

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