飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

桜にまつわる美しい言葉

2024年04月04日 05時59分29秒 | 人生論
桜の花が満開である。
年度はじめであり、新たなスタートを切るには最適な季節。
そのスタートを桜は祝福している。
古くから日本人は桜を愛してきた。
その理由は何か。
もちろん桜の花そのものの美しさも理由だ。
花びらの可憐さ、淡いピンク色をした咲き誇る花。
でも、自分が1番愛する理由は、冬の寒さに耐えた後にわずかな期間だけ咲き、潔く散っていく姿に感動する。
春風、桜の花が満開になると決まって大風が吹く。
そして、雨が降り、やっと咲いた花が散っていく。

古来から桜にまつわる言葉は多くある。
その一つ一つが切なく、寂しい。

桜雲(おううん)
桜の花が一面に咲き連なって、雲のように見えること。

徒桜(あだざくら)
散りやすい桜の花、
儚く散ってしまう桜の花。
または儚いものの例え。

花嵐(はなあらし)
桜の花の咲く頃、
花を散らせる強い風。

侘桜(わびざくら)
物静かに、寂しく立って咲いている桜。

飛花(ひか)
風に飛び散る花。桜。


saitani



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