飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

コーチメモ その2

2012年04月30日 06時56分38秒 | バスケットボール
バスケットボールメモの続き。


自分が書いた文章を読み返しているときこんな言葉が目にとまりました。

毎日に生活の中で、少しの努力をすれば、少し大きな夢がかない、もっと大きな努力をすれば、もっと大きな夢がかなう。
そして、うーんと背伸びして努力すれば、考えていたよりも大きな夢がかなう。

この言葉はアスリートであり、当時イリノイ州の大学生だった松江美季さんが大学のレポートの中で語った言葉です。
彼女は長野パラリンピックのアイスレッジにおいて大活躍しました。

彼女は1年前に考えていた計画や夢がかなわなかったことをしったとき、現実味のない夢だったとか、ちょっと無謀な計画だったと勝手に分析していたそうです。
しかし、いろんな経験から違った見方を手に入れました。
それは、イリノイ大学のコーチや多くの仲間を見ていて、初めて「大きすぎる夢なんてない」と思えるようになったといいます。

それは夢を現実のものとして考えなかったところに問題があったのだと。
松江さんの言葉は平凡ですが、心に響きます。

さらにこんな風にも言っています。
忘れてならないのは「決してジャンプしないこと」つまり無理は禁物。
地に足のつく範囲内でがんばり続ければ何でもできるのです。

この大事な時にこそ、ミニバスらしいプレーをすることが一番大事です。
我々には我々にしかできないバスケットあります。
勝利を信じて!!


決戦の日まであと1週間となりました。
体調管理にそれぞれが気をつけて、万全のコンディションでプレーできるようにしてください。

宮本武蔵が書いた有名な兵法の本「五輪書」に次のような言葉があります。

『体の大きい者も小さい者も、心をまっすぐにして、自分自身の条件にとらわれないようにすることが大切である。』

戦いの時、体が大きい者を目の前にすると、やはり心細くなります。

でも、過去のスポーツの歴史を分析すると必ずしも、体の大きい者が勝って、技術的に優れたチームが大勝利をおさめていたわけでもないことが分かってきます。

表面的なこと、見た目にとらわれることなく、相手の状況と、自分の状況を見極め、それに応じた最善の方法を見出した者たちは、体の大小、技術の優劣に関わらず勝つことができます。

それぞれが役割を果たし、我々ミニバスの本質を見極めてのぞむことだけが重要であり、そうすれば必ず勝利を手にすることができます。

スマイル、スピード、スピリッツ!!!

saitani
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