飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

コーチメモ その3

2012年04月30日 06時59分09秒 | バスケットボール



3連休の最終日、今日の夜も自主練習が行われました。
人に言われてやる練習やいやいややる練習には全く意味がないとは言いませんが、効果がほとんどないことも事実です。
自らやる1時間の方が、やらされる10時間よりもずっと意味があるのです。

こんな言葉があります。

チャンスは自らの中にある。
境遇や運や他人の援助の中にはない。
ただひたすら自らの中にある。

「あきらめない」気持ちとかは、誰がきめるのでもなく、やっぱり、最後は、自分が決めます。
いくら環境が良くても、運が向いていても、誰かから応援されても、自ら行動しない人間に勝負の神様は味方してくれません。

すべては自分の心が決めるのです。
自分の中に、もっと深いところに、まだまだ未知の自分がいるということに気付けるのも自主性があってこそです。

この三日間バスケットボールづけでしたね。
今日も疲れていたと思いますが、よく参加してくれました。
お疲れ様でした。
きっと努力は報われると信じています。



優勝できたことはとてもうれしいことでした。
しかし、これはあくまでも通過点に過ぎません。
われわれが心に誓った目標を今一度、思い返しましょう。

勝ち試合の中にも、反省すべき点は多くあります。
通常ならミスとなるところを相手の拙攻で助けられ、ミスとはならなかったこともあります。

通常ならできないプレーができてしまったりすることもあります。
より厳しい環境の中でのプレーをこれからはますます要求されます。
どんな環境、状況においても自分のプレーができる、それが本当の強さです。

明日からは気持ちを切り替えて、目標に向かってさらにチャレンジです。



連勝し、決勝トーナメントにコマを進めることができました。

勝利はうれしいことですが、今一度我々の目標はどこにあり、成長の原点はどこにあるのかを振り返りましょう。
我々の進歩の原点は、やはり悔しい思いをした敗戦にあったと思います。

勝ったときでも、完璧な勝利などありません。
選手、チームは常に現在よりも成長することを求められています。
向上的変容が不可欠です。
強くなれるチームは、強くなるモチベーションを維持することができる集団です。
高いモチベーションを保ちながら、欠点を直すことやチームとしての戦略、戦術からずれていることを修正する必要があります。

これからも不安定な要素を、安定させるための練習を怠ることなく次の試合に備えてほしいと思います。





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