昨年の11月に元の家に帰ってきてからは リンはほぼソファで暮らしていました。
高校まで送っていったり、駅まで送ったりしてなんとか学校は通っていました。
でも帰宅するとそのままソファにダイブ
当初は「高校辞める」と言ってました。
最初の頃は起き上がる気力がなくソファで夕飯を食べたりしてました。
食べるより寝たいという感じ。
夕飯を食べさせたら薬を飲ませ
入浴も嫌がったのでこの家に戻ってきてからは毎晩一緒に入浴。
そのうち少しずつソファで夕飯を食べることが減っていき
4月になってクラス替えで問題の相手、問題のクラスメイトと全員別のクラスになりました
問題の相手とは自分から離別パチパチパチ
「このまま付き合ってたら振り回されすぎて死ぬなと思った」そうです。
でも一回崩れたバランスはすぐ上がるというわけにはいかず
これで調子が上がるだろうと思ったリンは少しがっかりしたようでした。
私が心がけたのはリンの話しを聞くこと。
親としてつい苦言や意見を言いたくなるのですが、そこはグッと我慢。
気が落ちてる時に言っても響かないし、悪い影響しかありません。
彼女の言う事を楽しく傾聴し、彼女の言葉をトスしてまた彼女が球を打ちやすくする。
彼女を取り巻く人間関係を話を聞きながら図解してその子がどんな人なのか理解しながら話を聞き
リンと一緒になって悪口を言いました(笑)
どんな話しでも受け入れました。
模試も受けられない。そんな状態でした。
模試なんて受けなくていいよ、一般入試じゃなくて推薦狙いにしよう。
推薦で入れる大学の中で選べばいいじゃない
真面目な性格なのでやりたくないけど頑張らなきゃという。
やりたくないことはやらなくていい、やりたいことだけ選びなよ。
もっともっとラクしていいんだよ
令和元年5月。
気がついたらソファから起き上がっています。
定期試験前だからと勉強を始めています。
気がついたら笑っています。
放課後に友達とスタバで新作飲んできちゃった
いいんだよ、いいんだよ
高校生だもの。
そんな事が楽しい年齢だもの
もっともっと17歳を楽しんで
*一部補足しました