備忘録として
そして
いつか誰かの役に立つかもしれないので書き留めておこうと思います。
3年前に
「マツコの知らない世界」の出演が決まったとき
放送前にあれこれ準備をしました。
その一つが
「特許申請」
「焼きイモの上にソフトクリームを乗せる」
なーーーーーんて
誰でも出来るし
誰でも真似できるアイデア
今でこそ
「焼きイモソフトクリーム」で検索すれば
私のお店がトップに出ますが
画像検索すればきっと類似商品はたくさん出てくるでしょう
それくらい
単純な名前なので仕方ないのです
私が特許をとろう!と思ったのは
私のアイデアなんだから真似しないで!!
ということじゃなくて
このアイデアでいつか他の企業とコラボするとき
小千谷が発祥の地だといいたいから
いつか
商品化できたとき
ずっとずっと「さつまいも農カフェきらら」が最初に考案したものだといいたいから
そんな思いで
「特許」について勉強しました。
実は数年前も「紅うらら」という名称で特許をとるべく
自分で出願したこともありました
が
何度も「申し立て」するのが大変で断念した経験があり
そんなこんなで
今回は弁理士さんに依頼し
スムーズに「実用新案」というアイデアの特許申請ができたのです
あれから
3年
審査請求手続きのお知らせが来て
???
と
思って
もう一度調べてみました
特許出願の出願審査請求とは
特許庁の審査官に出願した発明の特許性などを判断させて特許を認めてもいいかどうかの審査を行わせるための手続
そして
「特許権利化する必要がほんとうにあるかどうかを決める」
猶予期間を
出願してから3年間与えてくれるんです
権利化が必要だと
決心したら
猶予期間内の好きなタイミングで審査を請求することができるのです
知ってましたか???
特許を取るときって勢いあって
やったるで~~~って気持ちだけど
出願した後に
「やっぱり特許を取れる内容の発明じゃなかったかな」とか
「特許取ってもしょうがないな」
「使い道ないな」とか
思ってしまうような出願
「自分たちはほんとうは権利化するつもりはないけどライバル会社が出願して特許権を取っちゃうと嫌だからとりあえず」
という理由の出願も現実的にありまくりです
だからこその3年間なんですねーーーーーーーーーーーーー
この3年間で決断しないと
特許出願は取り下げたものとみなされます
あれだけ苦労してお金かけて出願したのに
「請求」までいたっていないとそれで終わってしまうのです;;;
そんなわけで
マツコの知らない世界から3年目の今年
あの時
特許申請してよかったと思うことはたくさんありますし
これからもまだまだ規模拡大していくぞーーーーーーーーーーー!!!
と
「決心した」
ので
審査請求することにしました
こちらもお金がかかりますが「減免制度」というのが利用すれば半額になります。(と、いっても10万円近いけど)
自分でやってみて
なるほどーーーーーーーと知ることがたくさん
そして
その経験の一つ一つが
「プランナーとして生きる!!!!」と心の中でガッツポーズ
どんな経験も無駄じゃない
まずは自分でやるってすごく大事
経営者としても
プランナーとしても
これってものすごく大事
自分がやったこともないことを人に押し付けてはダメだし
机上の空論
ネットを見れば書いてあるような情報をえらそうにいうプランナーもダメだし
やり方やポイントや
得意・不得意をしっかり理解して
どうすればいいか
考えて考えて考えたことだからこそ
「自分の言葉になる」
やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、 誉めてやらねば人は動かじby山本五十六
そんな言葉を思い出し
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」
この言葉の奥深さを実感しました。
経営者になったって
プランナーになったって
時に
「先生」と言われることがあったって
人間対人間だもの。
えらいもえらくないもない。
大企業も中小企業もない。
お互いを尊敬しあい、尊重し合い、相手の立場になって、相手の気持ちをくみ取って、相互理解しあえることが大切
「現状を肯定してはイノベーションは起こらない!!!」
これからも新しいことに挑戦!!
そして
それを誰かに役に立てるよう頑張っていこうと思います!!