「あきらめなければ夢は叶う」
そう言った
女子ソフトボールの上野由岐子が本当にすごいと思う。
39歳
現役バリバリで日本を13年前と同じように金メダルに導いた!!!!
体力もさることながら
なによりすごいと感じているのは
精神力
どんなときも
心だと思うから
オリンピックという大舞台で
しかも
最終回でまたマウンドに上がる
ここで私がやるんだ!!
と
さらに闘志を燃え上がらせる!!!!
本当にすごいと思う!!!!
私は
何度も書いてきているけど
中・高校とソフト部
高校時代は東京都大会で優勝したこともある強豪チームのメンバーでした
しかも
ちゃんと
レギュラーです;;;(絶対補欠だろーーー
!!って思われている中のこの発言・・・言ってて恥ずかしい・・・
)
サードの左打ち
そこだけ言うと「めっちゃうまかったんじゃん!!」って思われそうですが
私は心が弱かった。。。
何度も何度も恩師・亀先生に
「りえこは心が弱い」といわれ続けてきた。。。
練習はいつも全力で頑張ったし、みんなとの時間が楽しかった!!
けど
いざ
試合になると
バッターボックスに立つと
私の心は弱かったのです。。。
正直言って
「私のところに飛んでこないといいな」「次、エラーしたらどうしよう」
「フォアボールにならないかな・・・」「デッドボールにならないかな・・・」
いつもそんなことを考えていました・・・
(実話)
顔面赤面症だし
すぐ緊張するし
こんなネガティブだった私ですが
恩師の亀先生は本当に優しくて
「心が弱い」と言っても
怒鳴ったり、怒ったりすることはなく
ソフトボールのルールを教えながら
その合間に
人生や考え方についてもよく話してくれていました
「キミたちはソフトボールでオリンピック選手になるわけではない。
一生やっていくスポーツでもないかもしれない。
それでも
毎日部活に汗を流す。厳しい練習をする。どんな意味があるのか。
それは
今やっていることで無駄なことは何もないということなんだよ。
大人になってから
きっと今やっていることの大切さを知り
それがつながり、実を結ぶんだから。
お母さんになった時それを伝えていける人になるんだぞ」って
やっている行動の意味
次につながる一歩
頑張ろうと思える原動力を養うこと
そういうことをソフトボールを通じて
先生は教えてくれたんだと思います
そんなことを思い出し
長男にその話をして
「上野由岐子の生き方がかっこいいんだよなあ」
って
つぶやいたら
長男がぼそっていった
「ずっと長いこと同じ夢を追い続けて
カタチにしている姿は
どんな人でもかっこいいけどね」
きゅんきゅんきゅーーーーーーーーーーーーーーーーーん
以前の私なら
「えーーそれって私も??さつまいもも??
やっぱり好きなんだね~~~~さつまいもーーーー」
なんて
ちょっかい出すんだけど
最近の長男は教育学部での学びが深いのか
その後も
理路整然と話してくる
私が苦しんでいたこと
悩んで葛藤していたこと
たくさん失敗して泣いていたこと
そんなことを知っているから
「泥水吸ってでも這い上がってきたんじゃん?
だからプランナーの仕事も講師の仕事も自信持ってできるわけだし
泥臭さの極意だね」
と
長男に
褒められることはあまりなかったけど
最近の長男は
素直に
人としての
意見を
ストレートに言ってくれるので
私の方がやられています・・・
「心が弱い」といわれ続けた私ですが
最近は
「はがねの女」と呼ばれることが多いです(笑)
人間は変わるのだ(笑)